令和二年度教育者表彰式

12月3日(木曜日)
教育

  12月3日、令和二年度の教育者表彰式を都内で執り行いました。今年度は、155名の方が表彰されました。

  文部科学省では、昭和34年から、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の校園長を対象に、学校教育の振興に関し特に顕著な功績のあった方を称え、文部科学大臣表彰を行っています。

  今年度は、155名の方が表彰され、被表彰者を代表して上坂元絵里氏(お茶の水女子大学附属幼稚園副園長)に萩生田大臣から表彰状と記念品が贈呈されました。
  萩生田大臣は挨拶で、本年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動の自粛など我が国にとって非常に困難な一年になっていると話し、
「皆様のこれまでの御尽力に心から感謝を申し上げますとともに、引き続き、それぞれの地域の実情に応じた学校教育に御尽力いただきますようお願いいたします」
と伝えました。

  被表彰者を代表して挨拶をされた渡邊成樹氏(佐賀県立佐賀西高等学校長)は、教育のために一途に情熱を傾けてきたことが報われた気持ちで感慨一入であり、喜びをかみしめておりますと受賞の喜びを述べられるとともに、
「私たちは、どのような状況下においても、子どもたち一人ひとりを大切にしつつ、その個性を伸長するという基本的な考えに立ち、教育活動の充実を図ることが重要な責務と考えております。ここにいる大半の者は、近い将来、教職を離れることになりますが、今日の栄誉を励みとし、今後とも何らかの形で青少年の健全育成のために努力する所存です。」
と話されました。

被表彰者を代表して上坂元絵里氏(お茶の水女子大学附属幼稚園副園長)に萩生田大臣から表彰状と記念品が贈呈

萩生田大臣挨拶

被表彰者を代表して挨拶をされる渡邊成樹氏(佐賀県立佐賀西高等学校長)