第1回文部科学省デジタル化推進本部開催

9月25日(金曜日)
教育・科学技術・スポーツ・文化

  「政府一体でデジタル化を強力に推進する」との総理指示や、新型コロナウイルス対策で明らかになった課題等を踏まえて、文部科学行政の各分野のデジタル化を進めるため、9月25日、文部科学省デジタル化推進本部を設置しました。

・教育分野のデジタル化に向けたGIGAスクール構想の推進やSINETの有効活用を含めた新時代の基盤となる通信環境整備など、教育におけるICTの活用
・スーパーコンピュータ「富岳」や量子技術など、デジタル社会を駆動する先端科学技術の推進とその実装による新産業創造・社会変革
など、文部科学行政のデジタル化についてスピード感を持って具体的に検討を進め、年内に一定の取りまとめを行いたいとしています。

  萩生田大臣は、会議冒頭、本部設置に合わせて、副大臣を主査とする教育ワーキング・グループ(主査:田野瀬副大臣)と科学技術ワーキング・グループ(主査:高橋副大臣)を設置するとし、
「デジタル化によって目指すべき姿、克服すべき課題、課題解決の方策や関係省庁との連携の方向性等について、副大臣を中心にワーキング・グループ等において早急に検討を開始し、可能なものからデジタル化のための取組を実行に移してもらいたい」
と述べました。
  また、萩生田大臣は、会議の終わりに、スピード感を大切にしつつ、未来像をしっかり見据えて全体を俯瞰しながら進めてもらいたいと伝えました。
※文部科学省デジタル化推進本部(第1回)資料・議事要旨
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/1410537_00001.htm