第10回IOC調整委員会オープニング会議に萩生田大臣出席

9月24日(木曜日)
スポーツ

  9月24日、25日の2日間で東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催準備に関して話し合われる第10回IOC調整委員会(委員長:ジョン・コーツIOC委員)が開催され、新型コロナウイルス感染症対策、大会の延期に伴う簡素化の検討状況などについて議論が行われました。

  24日、会議に先立ち行われたオープニング会議にはIOCのバッハ会長、コーツ委員長などのIOC委員がリモートで参加され、萩生田大臣と鈴木スポーツ庁長官が森組織委員会会長、小池都知事、橋本大臣をはじめとする関係者の皆様とともに出席しました。

  冒頭あいさつされたバッハ会長は、ポストコロナ時代に向けた大会は非常に大きな課題とされ、必ずやり遂げられると確信していると述べられました。

  委員の皆様の意見発表を聞き萩生田大臣は、ICTを使いこなせる先生方を育てるため、教員養成課程のカリキュラムの見直しを各大学で行っていただくなど文科省としてしっかり対応しながら、川上から川下まで一気通貫で子供たちが学ぶ環境をしっかりつくっていきたい、それぞれの委員の皆様の知見をいただき、いいものを作り上げていきたいと述べました。

  萩生田大臣は、
「日本の英知を集め、様々な知恵をしぼって新型コロナウイルスに打ち勝った証として大会が成功するよう全力を尽くしてまいります」
と東京大会開催に向けた意気込みを伝えました。