萩生田大臣がアルゼンチン共和国のトロッタ教育大臣とテレビ会談

9月3日(木曜日)
教育

  9月3日、萩生田大臣が、アルゼンチン共和国のニコラス・トロッタ教育大臣とテレビ会談し、学校における新型コロナウイルス感染症の影響や学校の再開状況等について意見交換しました。

  アルゼンチンでは、3月から学校が休校となっており、1か月前から24州のうち4州で段階的に再開されていますが、まだ大多数が学校に戻れておらず、年度の終わりとなる12月中旬までに子供たちが学校に戻れるように様々施策を進めているとのことです。
  こうした現状など、両国の学校における新型コロナウイルス感染症の影響について情報交換したほか、萩生田大臣から日本での学校再開の状況や学習の遅れを取り戻すための取組、ICT環境整備の促進などについて紹介しました。

   会談の中では、トロッタ大臣から、感染拡大で学校に登校できない状況を体験し、子供たちの学びで一番大切なことは何だと思うかとの質問が萩生田大臣に投げかけられる場面もありました。
  この質問に対し、萩生田大臣からは、学校の教育活動は、授業をはじめ修学旅行、運動会、文化祭等の行事など、友人との集団活動を通じてたくさんのことを学ぶ場であると思う。学校教育は集団活動等の対面の活動も重要であり、オンラインではすべてを代替することはできないと考えていると答えました。
  また、良い取組を世界中で共有して子供たちの学びを守っていきたいと思うと述べ、両大臣は、引き続きの情報共有を含めて連携をしていくことを確認しました。