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核融合実験炉ITERの組立・据付開始式典

7月28日(火曜日)
科学技術

  ITER(イーター)とは、核融合を将来のエネルギー源として利用するために必要な技術を実証することを目的とした実験炉です。核融合に必要な燃料は、海水から採取することができ、二酸化炭素等を排出することがないといったメリットがあることから、エネルギー問題と環境問題を根本的に解決するものと期待されています。
  このITER計画は、日本、欧州、米国、ロシア、中国、韓国、インドが参加し、フランス・カダラッシュで進められている一大国際研究開発プロジェクトであり、日本では文部科学省が担当しています。今回の工程では日本が製作した世界最大級の超電導コイルを含め、各国から機器がITERサイトに納入されています。

  萩生田大臣は、『気候変動という地球規模課題に立ち向かい、脱炭素社会を実現するには、革新的なイノベーションの創出が必要です。日本は、核融合エネルギーの実現に向け、本計画の黎明期から関与してきました。新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりの中にあっても、強固な国際的連帯により引き続き本計画が力強く進展していくよう祈念いたします。』とする安倍総理大臣のメッセージを代読するとともに、
  「核融合エネルギーの実用化を実現するまでは息の長い研究開発が必要です。そのためには、全世界のGDPの約8割を占める世界7極が共同で取り組んでいるITER計画の成功が必要不可欠です。今後のITERの運転開始に向け、より一層各極が力を合わせて取り組んでいくべきです。これからのITERの建設活動が無事に進捗していくこと、また今後の世界7極のITER計画における協力の更なる深化を祈っています」
と伝えました。

萩生田大臣からのビデオメッセージが上映されている様子

安倍総理大臣からのメッセージを手にする萩生田大臣