萩生田大臣が民族共生象徴空間(ウポポイ/北海道白老町)開業記念式典に出席し、式辞を述べました

7月11日(土曜日)
文化

  7月11日、オープンを翌日に控えたウポポイの開業記念式典が執り行われ、萩生田大臣が菅官房長官など関係者とともに出席しました

  ウポポイは、我が国の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化を復興・発展させる拠点として整備が進められ、国立博物館としては15年ぶりとなる国立アイヌ民族博物館をはじめ、国立民族共生公園、慰霊施設を備えたナショナルセンターです。

  萩生田大臣は、開会式の式辞で、開園に至るまでの多くの関係者のご協力に感謝を伝え、長い歴史の中で大変、苦しい時代も乗り越えながら、独自の文化を維持し、発展させる意思を持ち続けてこられたアイヌの方々の長年の御尽力が、このような形で、実を結んだものと考えておりますと敬意を表しました。
  また、近年アイヌ文化への関心が高まっていると話し、
「訪日外国人観光客のみならず、次世代を担う子供たちが、ウポポイでの様々な体験を通して、自然と共生してきたアイヌ文化に触れることで、他人を思いやる心、生命や人権を尊重する心を育み、多様な文化が共存できる豊かな社会が実現されることを願っております」
と述べました。

  また、式典出席に先立ち国立民族共生公園・国立アイヌ民族博物館・慰霊施設を視察しました。

※ウポポイ(民族共生象徴空間)HP別ウィンドウで開きます