萩生田大臣が苫小牧工業高等専門学校を視察しました。

7月10日(金曜日)
教育

  7月10日、萩生田大臣は苫小牧工業高等専門学校を訪れ、コロナ禍での対策の概要等について関係者と意見交換するとともに、分散登校が始まった中での授業等を視察しました。

  苫小牧工業高等専門学校では、学校休業期間中、モバイルルータ―やプリペイドSim、ノートパソコンの無料貸与等の通信環境支援を行ったうえで、特別時間割を策定し、既存システムを使用して遠隔授業を進めてきました。早い段階で教職員の間でセミナーを独自に実施し、遠隔授業を始められるように準備したことで、休業となった後早々に遠隔授業を開始することができたということです。
  今回、遠隔授業の対応が進んだことで、今後通常の授業が再開された後にどのように活用していくか検討中とのことでした。また、今後のコロナ対策の課題としては、冬場には寒さで窓を開けられず換気が難しくなるので、どう対策をしていくのかという北海道ならではの課題もお聞きしました。

  萩生田大臣は、早期からの遠隔授業の対応に感謝を伝えるとともに、苫小牧高専を卒業した多くの優秀な人材が道内よりも道外で就職している現状を聞き、企業誘致などを通じて、卒業後も活躍できるモノづくり拠点のような場を北海道に是非設けていただき、卒業生がさらに地元で活躍できればと期待を述べました。

環境システム工学専攻2年 大崎真鈴さんからの研究発表

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