萩生田大臣が千葉工業大学を視察

6月30日(火曜日)
教育

  6月30日、萩生田大臣は千葉工業大学を訪れ、新型コロナウイルス感染症に関する学生支援や感染症対策の取組等を視察しました。

  正門を入るとすぐに検温所が設けられ、手のアルコール消毒と発熱者検知サーマルシステムによる検温を行っていました。学生食堂には学内の工作センターで職員が制作したオリジナルの間仕切を設置するとともに、一席開けて座る、外したマスクを直接テーブルに置かないように食事とともにマスク置きも配布するなど、さまざまな工夫がされていました。
  また、千葉工業大学では、全学生に対して、食事の心配が無いように、学生食堂で利用できる食券を学生一人当たり最大2万円分支給しているとともに、マスクを一人5枚配布、手持ち資金が枯渇している学生に対しては、10万円の緊急資金貸与を実施するなど学生への支援も迅速に対応されていました。

  授業ではオンラインを活用している様子や、対面での製図の授業では、席をあけてソーシャルディスタンスに配慮して進められている様子を視察しました。

  瀬戸熊理事長、松井学長他関係者との懇談では、千葉工業大学の惑星探査研究センターや地球学研究センター、未来ロボット技術研究センターでの最新の研究についてご説明いただきました。
  未来ロボット技術研究センターの古田所長からは研究成果を市販の製品にいかした事例や小学生の頃から科学に触れる機会を増やすべきであることなど、人材育成の重要性についてお話いただきました。
  萩生田大臣は、視察後、日本にとって大切な科学技術を発展させ、そして科学技術を担う人材を育てている大学として、今までの歩みを大切にしながら、更なる高みを目指して取組を進められることを期待していますと述べました。

発熱者検知サーマルシステムによる検温

学生食堂には学内の工作センターにて職員がつくった間仕切が置かれている

学生に配られる学生食堂で使える食券

オンラインで学生とつないでの授業

対面での製図の授業で席をあけてソーシャルディスタンスに配慮している様子

理事長らとの懇談の様子