東京医科歯科大学附属病院・東京女子医科大学病院を萩生田大臣が視察し、文科省としての大学病院の支援策検討を指示

4月24日(金曜日)
その他

  4月24日、萩生田大臣が東京医科歯科大学付属病院、東京女子医科大学病院を訪問し、新型コロナウイルス感染症患者受入れの現状や課題等を伺いました。

  両病院では、今後の新型コロナウイルス感染症患者の増加に対応するため、専用の外来テントを設置し対応に当たるとともに、受入れ病床の確保や診療体制の整備を急ピッチで進めておられました。
  東京医科歯科大学附属病院では、萩生田大臣から、医療従事者の皆様が最前線で昼夜を問わず対応にあたっていただいていることに感謝を申し上げるとともに、現在の患者受入れの状況や診療体制等をお伺いしました。その上で、診療に必要となる医療機器の整備をはじめ、マスクやガウンなどの防護具の供給、新型コロナウイルス感染症に伴う大学病院の経営支援などに関して、ご要望をいただきました。

  28日の会見で萩生田大臣は、視察の際にお伺いした要望とともに、新型コロナウイルス感染症患者を受入れていない大学病院においても地域における役割分担の下、多くの高度医療が必要な患者を引き受けるなど、今回のコロナ禍の中、地域医療において大変な役割を担っているとの認識を示し、一人でも多くの国民の命を守るために必要となる
①医療機器
②医療従事者が安心して診療に専念できる環境整備
③安定的な経営支援
など、新型コロナウイルス感染症患者の受入れの有無に関わらず、大学病院に対して総合的な支援方策を検討するよう事務方に指示したと述べました。

東京医科歯科大学医学部附属病院

東京女子医科大学病院