GIGAスクール構想の実現に向けて民間事業者の皆様と萩生田大臣が意見交換

2月14日(金曜日)
教育

  学校のICT環境を抜本的に改善し、一人一台端末を令和のスタンダードにする「GIGAスクール構想の実現」の為に、文部科学省では補正予算で2千億円を超える大規模な予算を投ずることになりました。
 構想実現の為には、適切なスペック、価格の端末のこれまでにない規模での大量供給や、継続的な維持管理と通信の確保、学校現場への円滑な導入などあらゆる場面で民間事業者の皆様の協力が不可欠です。

  2月14日、一般社団法人日本教育情報化振興会等の業界団体が主催し、PC端末やCPU等部材、通信機材、電源キャビネット等供給事業者、OS事業者、リースや販売事業者、通信事業者、関係省庁等の関係者等が一同に集まり、意見交換会を実施しました。文科省からは萩生田大臣も参加し、互いの課題や要望等を出し合いました。

  萩生田大臣は、ハード整備として、「適切なスペックや価格での端末の安定供給と保守管理」、「校内LAN構築の円滑な実施」、「高速で安価な通信の確保」、ICT活用を促進させる学校現場支援として、「使いやすい教育用コンテンツの提供」、「導入と維持管理への支援(ICT支援員や技術サポート)」について企業の皆様からのアイディア提供や協力をお願いしました。

  意見交換会では、事業者の皆様からは、学校敷地内の基地局設置の代わりに通信サービスを廉価で提供する申し出をはじめ、GIGAスクール構想推進に向けた様々貴重なご意見を多くいただきました。萩生田大臣は、感謝を伝えるとともに、今後もここに会した皆がチームとして、現場の声を教えていただきながら、未来の子供たちのために一緒に進めていきたい、いかなくてはいけないと決意を述べ、成功例をどんどん横展開し、当たり前にしていくと強調しました。