1月10日、第3回日中韓教育大臣会合が中国・北京で開催され、萩生田大臣が出席しました。
議長国である中国からは陳宝生(チン・ホウショウ)教育部部長が、韓国からは兪銀恵(ユ・ウンヘ)社会副総理兼教育部長官が出席されました。
会合では
⚪︎ 「日中韓大学生交流プログラム」や「日中韓子ども童話交流事業」等若い世代の交流と相互理解の促進
⚪︎ 「キャンパス・アジア」プログラム(ダブル・ディグリープログラム,共同コース,3カ国の研究者・学生の交流促進等を進める事業)の拡大を通じたアジア高等教育圏確立の促進
⚪︎ SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)の推進など、地域間の協力促進と地域への貢献
等についての共同声明を採択しました。
また、中国の陳部長、韓国の兪長官とそれぞれ会談し、高等教育機関や学生の交流の促進、教育現場におけるICT環境の整備などに関し、現状や課題、そして今後の展望について意見交換を行いました。
文部科学省では、今回の会合の成果を踏まえて、引き続き、日中韓における教育交流の促進等を図ってまいります。
また、会合に先立ち、萩生田大臣は北京日本人学校を訪問しました。北京日本人学校では、体育館で全校児童に出迎えていただき、子供たちを激励したほか、授業の見学や校長らから北京日本人学校ならではの取組や現状と課題などご説明いただきました。