総合型地域スポーツクラブは、地域のスポーツ活動の場であるだけではなく、地域住民の活発な交流が期待されるコミュニケーションの場でもあります。したがって、「クラブハウス」は会員一人一人のクラブライフをより豊かなものにするための拠点施設として、重要な役割を担うものです。
クラブハウスの意義とその担う役割には、以下のようなものがあります。
1) クラブハウスの存在は、会員のクラブへの帰属意識(求心力)や一体感を高めるための象徴(シンボル)として必要不可欠なものです。
会員が活動前、そして、活動後に気軽に立ち寄れ、軽い食事や歓談ができるようなものとしたいものです。
2) クラブハウスは、会員の社交的活動や交流の場となるものです。
会員はもちろんのこと、地域の人たちが気軽に立ち寄れ、スポーツ活動に積極的でない人でも交流や親睦が図れるような開かれた施設としたいものです。
3) クラブハウスは、クラブ経営の拠点となるものです。
会員にとって、クラブハウス内に設置した事務局が、各活動種目ごとの活動や教室・イベント等、クラブのすべての活動の一元的な窓口となるようにしたいものです。
4) クラブハウスは、クラブの情報の発信・集約拠点となるものです。
クラブハウスに行けば、現在、どこで、だれが、どのような活動をしているかを知ることができるとともに、過去の活動記録やこれからの活動計画を手軽に知ることができるようにしたいものです。
会員の拠点施設として、何らかのクラブハウスが望まれます。その役割を十分に果たすためには、以下のようなスペースを確保することが望まれます。
クラブハウスの設備とグレード
スポーツ・青少年局スポーツ振興課
-- 登録:平成21年以前 --