学校体育施設を利用する場合には、学校教育に支障がでないような施設利用のマナーや学校教育施設としての使用時間帯と総合型地域スポーツクラブでの活動時間帯との利用規則の明確化、そして、防火対策や盗難等の防止のための鍵の管理も重要な課題となります。
クラブハウスは、活動拠点施設内にあることや隣接していることが理想的です。
しかし、クラブハウスとしての機能を十分に果たすことのできる施設や設備をクラブとしてすぐに設置できる場合は少ないと思います。
そこで、クラブハウスの確保には、行政からの支援も必要になります。総合型地域スポーツクラブの拠点施設は学校体育施設や公共スポーツ施設が中心となるでしょうから、その敷地内に新築することや、条例や規則の改正を含め学校の余裕教室や公共スポーツ施設の一部を活用できるようにすること、さらにそれらの施設の管理運営をクラブに委ねることが考えられます。
現在はクラブハウス設置の予定が立たず、拠点施設になっている学校体育施設や公共スポーツ施設の一角に事務スペースのみを設置しているような総合型地域スポーツクラブの側でも、将来的にはクラブハウスを設置していくための準備をしておくことが必要です。
地域やクラブの実情に合わせ、学校の余裕教室の活用や公共スポーツ施設の会議室等の借用のみならず、クラブハウスの設置場所としての候補地を幅広くリサーチする等、新築を含めその具体化に向けての検討を運営委員会を中心に行いましょう。
(付帯設備等)受付フロント、事務机、ソファー、テーブル、掲示板、専用電話回線、パソコン等
(付帯設備等)和室、会議室、受付・事務室、倉庫、簡易厨房、専用電話回線、掲示板等
スポーツ・青少年局スポーツ振興課
-- 登録:平成21年以前 --