【平成15年度概算要求/制度改正解説(その1)】
第15回トピックスでは、平成15年度公立学校施設整備費の概算要求の概要を紹介しました。今回は、制度改正事項についての個別解説(その1)として、「木の教育環境整備事業」を紹介します。
「木の教育環境整備事業」
【「廃校リニューアル100選(仮称)」について】
公立学校は、過去10年間で2000校以上が廃校になっています。各自治体では、廃校となった学校施設を有効活用するために用途転用をし、様々な活用を行っています。また、それらを住民や民間事業者が主体となって活用することにより、地域の活性化や新たな産業の創出へと展開したりするなど、全国各地でユニークな活用事例が数多く見られるようになってきました。
しかしながら、こうした活用のアイデアや手法は広く知られていないのが現状です。
この度、文部科学省では「廃校施設の実態及び有効活用状況等調査研究」に関する委嘱事業を行い、全国各地で行われている、特色ある廃校活用事例について、各都道府県教育委員会からご推薦をいただき、「廃校リニューアル100選(仮称)」として選定することとしました。それにより、様々な廃校活用に関する情報を多くの方々にご活用いただけるようにし、今後、各地において廃校の特色ある活用のための検討に積極的にお役立ていただきたいと考えています。結果公表の際は、当ホームページでも公開予定です(年度内予定)。
なお、廃校調査の中間報告がまとまっていますので、ご覧ください。
廃校施設の実態調査について(中間報告)(※国立国会図書館ホームページへリンク)
【資料 農村整備と学校づくりの連携】
農林水産省と文部科学省が連携して実施した、農村整備と学校づくりの連携のあり方に関する調査研究を基にパンフレットを作成しましたので、ご活用ください。
「農村整備と学校づくりの連携 -身近で質の高い自然空間の保全と活用を進める-」
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