初任者研修実施状況調査結果(平成19年度)について

 本調査は,平成19年度の各教育委員会における「初任者研修」の実施状況について,47都道府県,17指定都市,35中核市(以下「県市」という。)を対象に調査し,取りまとめたものである。

【初任者研修の概要】

趣旨 新規採用された教員に対して,採用の日から1年間,学級や教科・科目を担当しながら,教諭の職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修を行う
対象者 公立の小学校等の教諭等のうち,新規に採用された者
実施者 各都道府県,指定都市,中核市教育委員会
根拠法 教育公務員特例法第23条
実施内容例 (校内研修)週10時間以上,年間300時間以上,拠点校指導教員及び指導教員を中心に,主として教員に必要な素養等に関する指導や授業方法等に関する研修を実施(校外研修)年間25日以上,教育センター等での講義・演習や企業等での体験研修を実施
実施方法 「拠点校方式」(平成15年度より導入)及び「従来方式」で実施

※「拠点校方式」及び「従来方式」

「拠点校方式(小・中・特(小・中))」

・初任者研修に専念する教員として初任者4人当たり1人の拠点校指導教員を配置
・校内にコーディネーター役の校内指導教員を置き,教科指導,生徒指導,学級経営等,必要な研修分野を初任者配置校の全教員で分担して指導

拠点校方式

「従来方式(小・中・特(小・中)の1割(へき地校等),高等学校・特(高))」

・初任者1人ないしは2人当たり1人の指導教員を配置

従来方式

【調査結果の概要】

1 研修対象者について(調査結果1,2)

 初任者研修対象者は,21,157名(小学校11,482名,中学校5,586名,高等学校2,500名,特別支援学校1,585名,中等教育学校4名)である。
 このうち,拠点校方式で研修を受けた者は,13,343名(63.1%)で,従来方式で受けた者は,7,814名(36.9%)となっている。
 また,半数以上(60.9%)の県市において,初任者の配置を人事担当部署のみで行っている。配置する際の留意点は,「教科のバランスを配慮」(85.9%)が最も高く,次いで「学校規模を考慮」,「年齢・男女等職員構成を考慮」,「初任者の受け入れが数年連続しても,初任者を育てる力のある学校に配置」となっている。

2 指導者について(調査結果3,4)

 拠点校指導教員は,全国に3,464名おり,そのうち2,946名(85.0%)と、校内指導教員9,919名のうち7,721名(77.8%)が21年以上の教職経験を持ち,教員としての経験が長く,指導力がある者を選考していることがうかがえる。
 また,拠点校指導教員のうち再任用者は329名,校内指導教員のうち再任用者は41名となっており,退職者の活用が図られている。

3 研修内容について(調査結果5〜9)

 研修のシラバス(研修の目標・内容例等)を作成している県市は,77県市(77.8%)で,都道府県で示しているものを準用している市を含めると83県市(83.9%)である。
 また,シラバスに示されている内容は,「研修項目」が76県市(76.8%)で最も多く,次いで「研修項目ごとの内容例」が72県市(72.7%)となっている。
 校内研修については,「教科指導」や「特別活動」,「学級経営」に関する項目がほぼすべての県市において取り上げられており,次いで「生徒指導・教育相談」や「総合的な学習の時間」に関する項目が高い数値を示している。校外研修については,「教科指導」や「特別支援教育」,「生徒指導・教育相談」に関する項目が多くの県市で取り上げられている。
 宿泊研修の実施日数の平均は,約4日間となっている。

4 評価,大学等との連携,その他について(調査結果10〜15)

 研修対象者に対する事後評価は,60県市(60.6%)が行っており,その結果をその後の指導や研修に活用している。
 研修内容・方法についての評価は,すべての県市において行われている。評価の方法については,91県市(91.9%)が研修対象者に対するアンケートの実施をあげ,さらに,79県市(79.8%)が実施協議会等での報告をあげるなど,多くの自治体で複数の方法を組み合わせた評価が行われている。こうした評価結果をもとに,各自治体においては,次年度以降の研修の改善に取り組んでいる。
 研修の実施にあたり,大学・大学院と連携しているのは36県市(36.4%),民間組織等と連携しているは28県市(28.3%)となっている。
 初任者研修の未受講者については,次年度以降に未受講相当講座を受講させる,受講を勧めるをあわせて40県市(40.4%)となっている。
 また,初任者研修以前に採用予定者を対象とした研修を実施しているのは,30県市(30.3%)である。
 国・私立学校教員に対する初任者研修への協力については,14県市(14.1%)が希望に応じるなど研修への参加を受け入れている。
 なお,具体の調査結果については,以下の表のとおりである。(表の見出し内のカッコ書きは,母数を示す。なお,19年度に初任者研修の対象者がいない県市は含まない。)

図A 拠点校方式で研修を受けている教員の割合

図B 研修のシラバスに示されている内容

初任者研修実施状況調査結果(平成19年度)

1 研修対象者数

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
都道府県 拠点校方式 5,449人 2,864人 0人 600人 0人 8,913人
(69.6%) (69.9%) (0.0%) (40.7%) (0.0%) (56.3%)
従来方式 2,375 1,233 2,444 875 4 6,931
(30.4%) (30.1%) (100.0%) (59.3%) (100.0%) (43.7%)
指定都市 拠点校方式 2,108 760 0 65 0 2,933
(83.2%) (81.2%) (0.0%) (60.2%) (0.0%) (81.0%)
従来方式 425 176 45 43 0 689
(16.8%) (18.8%) (100.0%) (39.8%) (0.0%) (19.0%)
中核市 拠点校方式 997 500 0 0 0 1,497
(88.6%) (90.4%) (0.0%) (0.0%) (0.0%) (88.5%)
従来方式 128 53 11 2 0 194
(11.4%) (9.6% ) (100.0%) (100.0%) (0.0%) (11.5%)
総計 拠点校方式 8,554 4,124 0 665 0 13,343
(74.5%) (73.8%) (0.0%) (42.0%) (0.0%) (63.1%)
従来方式 2,928 1,462 2,500 920 4 7,814
(25.5%) (26.2%) (100.0%) (58.0%) (100.0%) (36.9%)
11,482 5,586 2,500 1,585 4 21,157

※ 研修対象者の配置人数別学校数

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
1人配置校 5,176校 2,629校 868校 189校 4校 8,866校
(63.6%) (65.4%) (53.7%) (30.0%) (100.0%) (61.6%)
2人配置校 2,587 1,204 621 238 0 4,650
(31.8%) (30.0%) (38.5%) (37.8%) (0.0%) (32.3%)
3人配置校 298 137 119 58 0 612
(3.7%) (3.4%) (7.4%) (9.2%) (0.0%) (4.2%)
4人以上配置校 71 50 7 145 0 273
(0.9%) (1.2%) (0.4%) (23.0%) (0.0%) (1.9%)
8,132 4,020 1,615 630 4 14,401

※ 研修対象者のうち、学級担任を受け持っている者の数

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
担任を受け持っている 10,986人 2,836人 294人 938人 1人 15,055人
(95.7%) (50.8%) (11.8%) (59.2%) (25.0%) (71.2%)
担任を受け持っていない 496 2,750 2,206 647 3 6,102
(4.3%) (49.2%) (88.2%) (40.8%) (75.0%) (28.8%)
11,482 5,586 2,500 1,585 4 21,157

(初任研実施都道府県市数委)

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
都道府県(47) 47県 47 47 47 2
指定都市(17) 17市 17 7 10 0
中核市(35) 33市 35 4 1 0
総計(99) 97県市 99 58 58 2

※ 初任者研修対象者がいない都道府県市は除く

2 初任者の人事配置

(1) 初任者の配置における人事担当部署と指導担当部署との連携状況(複数回答)

  都道府県 指定都市 全 体
(47) (17) (64)
人事担当のみが担当 27県 12市 39県市
(57.4%) (70.6%) (60.9%)
指導担当と協議 7 0 7
(14.9%) (0.0%) (10.9%)
指導担当の考え方をあらかじめ伝達 9 2 11
(19.1%) (11.8%) (17.2%)
人事担当から照会等があった場合のみ、指導担当は対応 5 3 8
(10.6%) (17.6%) (12.5%)
その他(一定の範囲内で指導担当と連携など) 3 0 3
(6.4%) (0.0%) (4.7%)

(2)初任者を配置する際の留意点(複数回答)

  都道府県 指定都市 全体
(47) (17) (64)
初任者の受け入れが数年連続しても、初任者を育てる力のある学校に配置 33県 15市 48県市
(70.2%) (88.2%) (75.0%)
都道府県、市町村、教育事務所内等で、全校が均等に初任者を受け入れるよう順番に配置 4 1 5
(8.5%) (5.9%) (7.8%)
同一校に連続して配置しないよう配慮 13 2 15
(27.7%) (11.8%) (23.4%)
年齢・男女等職員構成を考慮 36 16 52
(76.6%) (94.1%) (81.3%)
教科のバランスを考慮 40 15 55
(85.1%) (88.2%) (85.9%)
校内の指導体制の確立した学校に配置 27 7 34
(57.4%) (41.2%) (53.1%)
校長・教頭の初任者研修に対する理解が深い学校に配置 25 7 32
(53.2%) (41.2%) (50.0%)
経験豊かで指導力のある教員がいる学校に配置 25 9 34
(53.2%) (52.9%) (53.1%)
2人以上配置のできる学校に配置 10 4 14
(21.3%) (23.5%) (21.9%)
学校規模を考慮 41 13 54
(87.2%) (76.5%) (84.4%)
拠点校の近くの学校に配置 20 3 23
(42.6%) (17.6%) (35.9%)
非常勤講師の確保がしやすい学校に配置 7 0 7
(14.9%) (0.0%) (10.9%)
その他(市町村教委との連携、各項目を総合的に判断など) 4 0 4
(8.5%) (0.0%) (6.3%)

(3)異動の基準となる経過年(平均値)

  校種 都道府県 指定都市 全体
初任者 小学校 3.6年 3.9年 3.7年
中学校 3.6 3.9 3.7
高等学校 4.0 4.4 4.2
特別支援学校 4.1 4.0 4.0
中等教育学校 3.3 4.2 3.8
初任者以外の教員 小学校 5.9 6.3 6.1
中学校 5.8 6.4 6.1
高等学校 6.6 7.7 7.2
特別支援学校 6.6 6.5 6.6
中等教育学校 5.1 6.5 5.8

3 拠点校方式における拠点校指導教員

(1) 拠点校指導教員の職別の内訳

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
教頭 38人 5人 0人 0人 0人 43人
教諭等 一般教諭 1,711 879 0 137 0 2,727
教務主任 152 27 0 6 0 185
学年主任 21 17 0 4 0 42
研究主任 15 9 0 0 0 24
その他 287 130 0 26 0 443
小計 2,186 1,062 0 173 0 3,421
うち再任用者 238 89 0 2 0 329
2,224 1,067 0 173 0 3,464

(2) 拠点校指導教員の教職経験年数等別の内訳

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
教頭・教諭等 なし 0人 0人 0人 0人 0人 0人
5年以下 5 10 0 1 0 16
6〜10年 20 22 0 5 0 47
11〜20年 245 171 0 39 0 455
21年以上 1,954 864 0 128 0 2,946
2,224 1,067 0 173 0 3,464

(3) 拠点校指導教員の選考

1. 選考の基準についての教育委員会の方針(複数回答)

  都道府県 指定都市 全体
(47) (17) (64)
教員(正式任用)としての経験が長く、指導力がある 41県 16市 57県市
(87.2%) (94.1%) (89.1%)
これまでにも対象者を指導した経験がある 11 6 17
(23.4%) (35.3%) (26.6%)
担当教科が対象者と同一である 12 7 19
(25.5%) (41.2%) (29.7%)
将来管理職の候補となりうる教員である 5 3 8
(10.6%) (17.6%) (12.5%)
複数の校種・教科の免許状を有している 0 2 2
(0.0%) (11.8%) (3.1%)
主任(教務主任・学年主任など)経験者である 9 8 17
(19.1%) (47.1%) (26.6%)
専修免許状を有している 0 2 2
(0.0%) (11.8%) (3.1%)
特に方針はなく、各市町村教育委員会が判断している 8 0 8
(17.0%) (0.0%) (12.5%)
その他(教育事務所長の意見、校長の推薦(具申)、全校的な視野で初任者の育成ができるなど) 6 2 8
(12.8%) (11.8%) (12.5%)

2. 授業の担当についての教育委員会の方針(複数回答)

  都道府県 指定都市 全体
(47) (17) (64)
原則として、授業は担当させない 35県 12市 47県市
(74.5%) (70.6%) (73.4%)
原則として、授業を担当させる 1 1 2
(2.1%) (5.9%) (3.1%)
担当させるかどうかは、各市町村教育委員会・学校の判断に任せている 8 4 12
(17.0%) (23.5%) (18.8%)
その他(示範授業のみ、校務分掌も軽減など) 2 1 3
(4.3%) (5.9%) (4.7%)

4 拠点校方式における校内指導教員

(1) 校内指導教員の職別の内訳

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
教頭 203人 150人 0人 2人 0人 355人
教諭等 一般教諭 1,635 1,250 0 277 0 3,162
教務主任 3,030 932 0 33 0 3,995
学年主任 786 432 0 66 0 1,284
研究主任 298 168 0 4 0 470
その他 435 182 0 36 0 653
小 計 6,184 2,964 0 416 0 9,564
うち再任用者 28 13 0 0 0 41
6,387 3,114 0 418 0 9,919

(2) 校内指導教員の教職経験年数等別の内訳

  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
教頭・教諭等 なし 0人 0人 0人 0人 0人 0人
5年以下 34 62 0 17 0 113
6〜10年 65 114 0 27 0 206
11〜20年 1,033 694 0 152 0 1,879
21年以上 5,255 2,244 0 222 0 7,721
6,387 3,114 0 418 0 9,919

※未調査:特別支援学校の指導教員について、教職経験年数未調査の県あり

(3) 校内指導教員の選考

選考の基準についての教育委員会の方針(複数回答)

  都道府県 指定都市 全体
(47) (17) (64)
教員(正式任用)としての経験が長く、指導力がある 39県 13市 52県市
(83.0%) (76.5%) (81.3%)
これまでにも対象者を指導した経験がある 9 5 14
(19.1%) (29.4%) (21.9%)
担当教科が対象者と同一である 24 7 31
(51.1%) (41.2%) (48.4%)
将来管理職の候補となりうる教員である 2 5 7
(4.3%) (29.4%) (10.9%)
複数の校種・教科の免許状を有している 0 2 2
(0.0%) (11.8%) (3.1%)
主任(教務主任・学年主任など)経験者である 9 8 17
(19.1%) (47.1%) (26.6%)
専修免許状を有している 0 2 2
(0.0%) (11.8%) (3.1%)
特に方針はなく、各市町村教育委員会が判断している 8 0 8
(17.0%) (0.0%) (12.5%)
その他(校長の判断など) 5 4 9
(10.6%) (23.5%) (14.1%)

5 研修のシラバス(研修の目標・内容例等)の作成状況と実施状況の把握

(1) 指導項目ごとのシラバス(研修の目標・内容例等)の作成

  都道府県 指定都市 中核市 全体
(47) (17) (35) (99)
作成している 40県 15市 22市 77県市
(85.1%) (88.2%) (62.9%) (77.8%)
作成していない 7 2 7 16
(14.9%) (11.8%) (20.0%) (16.1%)
都道府県教育委員会で作成したものを準用している 0 0 6 6
(0.0%) (0.0%) (17.1%) (6.1%)

(2)シラバスに示されている内容(複数回答)

  都道府県 指定都市 中核市 全体
(47) (17) (35) (99)
研修項目 40県 14市 22市 76県市
(85.1%) (82.4%) (62.9%) (76.8%)
研修項目ごとの内容例 38 15 19 72
(80.9%) (88.2%) (54.3%) (72.7%)
目安となる研修時間 32 7 18 57
(68.1%) (41.2%) (51.4%) (57.6%)
研修項目ごとの目標(身に付けたい資質、指導力など) 28 7 16 51
(59.6%) (41.2%) (45.7%) (51.5%)
研修目標に対しての評価規準 2 2 2 6
(4.3%) (11.8%) (5.7%) (6.1%)
その他(研修の実施時期、参考資料など) 5 0 3 8
(10.6%) (0.0%) (8.6%) (8.1%)

(3) 研修の状況把握の方法(複数回答)

  都道府県 指定都市 中核市 全体
(47) (17) (35) (99)
実施計画書・報告書 47県 17市 35市 99県市
(100.0%) (100.0%) (100.0%) (100.0%)
校長・指導教員等連絡協議会 47 14 31 92
(100.0%) (82.4%) (88.6%) (92.9%)
校外研修(宿泊研修を含む) 36 11 22 69
(76.6%) (64.7%) (62.9%) (69.7%)
指導主事等の学校訪問 38 14 26 78
(80.9%) (82.4%) (74.3%) (78.8%)
校長に対するアンケート 15 7 7 29
(31.9%) (41.2%) (20.0%) (29.3%)
指導教員に対するアンケート 23 9 14 46
(48.9%) (52.9%) (40.0%) (46.5%)
研修対象者に対するアンケート 38 11 26 75
(80.9%) (64.7%) (74.3%) (75.8%)
その他(実施協議会、評価票、校長への聞き取り など) 6 0 2 8
(12.8%) (0.0%) (5.7%) (8.1%)

6 校内研修の平均時間数(1週あたり)及び校外研修の平均日数(年間)

  都道府県 指定都市 中核市 全体
(47) (17) (35) (99)
校内研修の準備時間(1週あたりの時間数) 3.8時間 2.6時間 3.7時間 3.4時間
校内研修の指導時間(1週あたりの時間数) 6.2 6.6 5.8 6.2
準備時間と指導時間の合計(1週あたりの時間数) 9.4 9.1 8.5 9.0
校外研修の日数(年間を通じて) 24.8日 24.3日 24.8日 24.6日

7 校内研修の内容(複数回答)

研修項目 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
(97県市中) (99県市中) (58県市中) (58県市中) (2県市中)
教育課程の編成 88 89 54 55 2
(90.7%) (89.9%) (93.1%) (94.8%) (100.0%)
教科指導 97 99 58 58 2
(100.0%) (100.0%) (100.0%) (100.0%) (100.0%)
道徳教育 97 99 32 53 1
(100.0%) (100.0%) (55.2%) (91.4%) (50.0%)
特別活動 97 99 58 57 2
(100.0%) (100.0%) (100.0%) (98.3%) (100.0%)
総合的な学習の時間 97 98 55 53 2
(100.0%) (99.0%) (94.8%) (91.4%) (100.0%)
カウンセリング 65 67 39 33 2
(67.0%) (67.7%) (67.2%) (56.9%) (100.0%)
生徒指導・教育相談 96 99 58 57 2
(99.0%) (100.0%) (100.0%) (98.3%) (100.0%)
進路指導・キャリア教育 79 94 57 54 2
(81.4%) (94.9%) (98.3%) (93.1%) (100.0%)
特別支援教育 87 89 45 56 1
(89.7%) (89.9%) (77.6%) (96.6%) (50.0%)
人権教育 93 85 51 49 2
(95.9%) (85.9%) (87.9%) (84.5%) (100.0%)
環境教育 66 66 37 32 1
(68.0%) (66.7%) (63.8%) (55.2%) (50.0%)
国語力向上に関する教育 43 39 18 16 0
(44.3%) (39.4%) (31.0%) (27.6%) (0.0%)
情報教育 82 85 51 49 2
(84.5%) (85.9%) (87.9%) (84.5%) (100.0%)
国際教育 65 66 38 36 2
(67.0%) (66.7%) (65.5%) (62.1%) (100.0%)
福祉教育 59 61 31 32 1
(60.8%) (61.6%) (53.4%) (55.2%) (50.0%)
男女平等・男女共同参画 47 50 30 28 1
(48.5%) (50.5%) (51.7%) (48.3%) (50.0%)
社会奉仕に係る教育 55 57 36 31 2
(56.7%) (57.6%) (62.1%) (53.4%) (100.0%)
地域理解に係る教育 72 74 46 45 1
(74.2%) (74.7%) (79.3%) (77.6%) (50.0%)
食育(給食指導を含む) 89 87 27 47 0
(91.8%) (87.9%) (46.6%) (81.0%) (0.0%)
学校保健・安全指導 94 95 55 53 2
(96.9%) (96.0%) (94.8%) (91.4%) (100.0%)
公務員倫理(セクシャルハラスメントを含む) 85 86 51 52 2
(87.6%) (86.9%) (87.9%) (89.7%) (100.0%)
対人関係能力(コミュニケーション能力) 67 69 38 36 2
(69.1%) (69.7%) (65.5%) (62.1%) (100.0%)
家庭・地域との連携 93 95 54 50 2
(95.9%) (96.0%) (93.1%) (86.2%) (100.0%)
学校間連携 50 51 31 28 2
(51.5%) (51.5%) (53.4%) (48.3%) (100.0%)
学級経営(ホームルーム経営) 97 99 58 57 2
(100.0%) (100.0%) (100.0%) (98.3%) (100.0%)
学年経営 54 57 32 34 1
(55.7%) (57.6%) (55.2%) (58.6%) (50.0%)
学校経営(組織マネジメントを含む) 42 43 28 28 1
(43.3%) (43.4%) (48.3%) (48.3%) (50.0%)
教科経営 70 80 44 37 1
(72.2%) (80.8%) (75.9%) (63.8%) (50.0%)
その他 27 28 16 18 0
(27.8%) (28.3%) (27.6%) (31.0%) (0.0%)

※ 「その他」の主なもの(各校種共通)

・事務処理、文書処理 ・部活動 ・学校図書館 ・教職員の服務 ・危機管理
・課題研究・PTA組織、活動 ・防災教育 ・個人情報管理 ・学校評価 ・メンタルヘルス ・学校行事 ・へき地教育 など

8 校外研修の内容(複数回答)

研修項目 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 中等教育学校
(97県市中) (99県市中) (58県市中) (58県市中) (2県市中)
教育課程の編成 55 57 40 44 1
(56.7%) (57.6%) (69.0%) (75.9%) (50.0%)
教科指導 96 98 58 55 2
(99.0%) (99.0%) (100.0%) (94.8%) (100.0%)
道徳教育 93 95 26 32 0
(95.9%) (96.0%) (44.8%) (55.2%) (0.0%)
特別活動 84 85 47 38 2
(86.6%) (85.9%) (81.0%) (65.5%) (100.0%)
総合的な学習の時間 74 75 41 31 2
(76.3%) (75.8%) (70.7%) (53.4%) (100.0%)
カウンセリング 81 83 48 44 2
(83.5%) (83.8%) (82.8%) (75.9%) (100.0%)
生徒指導・教育相談 92 97 58 55 2
(94.8%) (98.0%) (100.0%) (94.8%) (100.0%)
進路指導・キャリア教育 48 60 44 38 1
(49.5%) (60.6%) (75.9%) (65.5%) (50.0%)
特別支援教育 94 96 58 58 2
(96.9%) (97.0%) (100.0%) (100.0%) (100.0%)
人権教育 86 88 52 49 2
(88.7%) (88.9%) (89.7%) (84.5%) (100.0%)
環境教育 47 49 32 29 2
(48.5%) (49.5%) (55.2%) (50.0%) (100.0%)
国語力向上に関する教育 26 26 11 12 0
(26.8%) (26.3%) (19.0%) (20.7%) (0.0%)
情報教育 87 89 53 50 2
(89.7%) (89.9%) (91.4%) (86.2%) (100.0%)
国際教育 49 49 29 24 2
(50.5%) (49.5%) (50.0%) (41.4%) (100.0%)
福祉教育 56 58 30 33 1
(57.7%) (58.6%) (51.7%) (56.9%) (50.0%)
男女平等・男女共同参画 36 36 22 21 1
(37.1%) (36.4%) (37.9%) (36.2%) (50.0%)
社会奉仕に係る教育 66 68 39 38 1
(68.0%) (68.7%) (67.2%) (65.5%) (50.0%)
地域理解に係る教育 68 70 40 36 0
(70.1%) (70.7%) (69.0%) (62.1%) (0.0%)
食育(給食指導を含む) 47 44 18 24 0
(48.5%) (44.4%) (31.0%) (41.4%) (0.0%)
学校保健・安全指導 82 83 48 45 2
(84.5%) (83.8%) (82.8%) (77.6%) (100.0%)
公務員倫理(セクシャルハラスメントを含む) 86 88 54 53 2
(88.7%) (88.9%) (93.1%) (91.4%) (100.0%)
対人関係能力(コミュニケーション能力) 82 84 51 44 2
(84.5%) (84.8%) (87.9%) (75.9%) (100.0%)
家庭・地域との連携 66 68 36 38 0
(68.0%) (68.7%) (62.1%) (65.5%) (0.0%)
学校間連携 52 55 35 32 1
(53.6%) (55.6%) (60.3%) (55.2%) (50.0%)
学級経営(ホームルーム経営) 92 93 51 49 2
(94.8%) (93.9%) (87.9%) (84.5%) (100.0%)
学年経営 24 25 11 12 0
(24.7%) (25.3%) (19.0%) (20.7%) (0.0%)
学校経営(組織マネジメントを含む) 20 21 14 16 0
(20.6%) (21.2%) (24.1%) (27.6%) (0.0%)
教科経営 57 63 35 29 1
(58.8%) (63.6%) (60.3%) (50.0%) (50.0%)
その他 31 30 18 18 0
(32.0%) (30.3%) (31.0%) (31.0%) (0.0%)

※ 「その他」の主なもの(各校種共通)

・課題研究 ・自然体験、野外活動 ・接遇 ・他校種への体験研修 ・教職員の服務
・危機管理 ・メンタルヘルス ・救急法 ・社会体験 ・学校評価 ・中高一貫
・図書館教育 ・防災教育 など

9 校外研修における宿泊研修

校外研修における宿泊研修の日数及び宿泊施設(複数回答)

  都道府県 指定都市 中核市 全体
実施都道府県市数 小学校 43県 13市 30市 86県市
中学校 42 13 31 86
高等学校 43 5 3 51
特別支援学校 43 7 1 51
中等教育学校 2     2
実施日数(平均日数) 小学校 3.9日 3.9日 3.7日 3.8日
中学校 3.9 3.9 3.7 3.8
高等学校 3.7 3.6 3.7 3.7
特別支援学校 3.7 4.1 4.0 3.8
中等教育学校 4.5     4.5
宿泊施設
(母数は、実施都道府県市数)
青少年自然の家 小学校 34県 11市 23市 68県市
(79.1%) (84.6%) (76.7%) (79.1%)
中学校 33 11 24 68
(78.6%) (84.6%) (77.4%) (79.1%)
高等学校 29 5 3 37
(67.4%) (100.0%) (100.0%) (72.5%)
特別支援学校 31 7 1 39
(72.1%) (100.0%) (100.0%) (76.5%)
中等教育学校 1 1
(50.0%) (50.0%)
研修センター 小学校 9 1 3 13
(20.9%) (7.7%) (10.0%) (15.1%)
中学校 9 1 3 13
(21.4%) (7.7%) (9.7%) (15.1%)
高等学校 8 1 0 9
(18.6%) (20.0%) (0.0%) (17.6%)
特別支援学校 9 1 0 10
(20.9%) (14.3%) (0.0%) (19.6%)
中等教育学校 1     1
(50.0%) (50.0%)
その他 小学校 13 3 8 24
(30.2%) (23.1%) (26.7%) (27.9%)
中学校 13 3 8 24
(31.0%) (23.1%) (25.8%) (27.9%)
高等学校 14 0 0 14
(32.6%) (0.0%) (0.0%) (27.5%)
特別支援学校 13 0 0 13
(30.2%) (0.0%) (0.0%) (25.5%)
中等教育学校 1   1
(50.0%) (50.0%)

※ 「その他」の主なもの

・県市町村、企業、学校法人等の宿泊施設 ・野外活動センター ・宿坊
・農家等へのホームステイ など

10 研修実施後の評価(複数回答)

  研修対象者に対する事後評価の仕組みがある   研修の実施内容・方法についての事後評価
評価結果を本人に通知 指導・研修等への活用 研修対象者にアンケート 学校長等から聴取 実施協議会等での報告  その他
都道府県 28県 8 20 46 23 39 4
(47) (59.6%) (17.0%) (42.6%) (97.9%) (48.9%) (83.0%) (8.5%)
指定都市 12市 0 12 14 7 13 1
(17) (70.6%) (0.0%) (70.6%) (82.4%) (41.2%) (76.5%) (5.9%)
中核市 20市 4 16 31 20 27 5
(35) (57.1%) (11.4%) (45.7%) (88.6%) (57.1%) (77.1%) (14.3%)
総計 60県市 12 48 91 50 79 10
(99) (60.6%) (12.1%) (48.5%) (91.9%) (50.5%) (79.8%) (10.1%)

※ 「その他」の主なもの

・拠点校指導教員、校内指導教員から意見聴取 など

11 大学・大学院との連携

  大学・大学院と連携している 連携している分野(複数回答)
研修対象者の評価 研修プログラムの作成 研修内容の企画・立案 講師派遣・研修教材等の作成 講座等を利用した専門的研修の活用 その他
都道府県 18県 0 0 2 12 4 3
(47) (38.3%) (0.0%) (0.0%) (4.3%) (25.5%) (8.5%) (6.4%)
指定都市 7市 0 0 0 6 1 0
(17) (41.2%) (0.0%) (0.0%) (0.0%) (35.3%) (5.9%) (0.0%)
中核市 11市 1 0 2 8 1 1
(35) (31.4%) (2.9%) (0.0%) (5.7%) (22.9%) (2.9%) (2.9%)
総計 36県市 1 0 4 26 6 4
(99) (36.4%) (1.0%) (0.0%) (4.0%) (26.3%) (6.1%) (4.0%)

12 民間組織等との連携

  民間組織等と連携している 連携している分野(複数回答)
研修対象者の評価 研修プログラムの作成 研修内容の企画・立案 講師派遣・研修教材等の作成 民間組織等が開設する研修の活用 その他
都道府県 13県 0 2 1 7 1 4
(47) (27.7%) (0.0%) (4.3%) (2.1%) (14.9%) (2.1%) (8.5%)
指定都市 5市 0 0 1 5 1 1
(17) (29.4%) (0.0%) (0.0%) (5.9%) (29.4%) (5.9%) (5.9%)
中核市 10市 0 0 1 7 2 3
(35) (28.6%) (0.0%) (0.0%) (2.9%) (20.0%) (5.7%) (8.6%)
総計 28県市 0 2 3 19 4 8
(99) (28.3%) (0.0%) (2.0%) (3.0%) (19.2%) (4.0%) (8.1%)

13 初任者研修の未受講者への対応(複数回答)

  次年度以降に未受講相当講座を受講させる 次年度以降に未受講相当講座の受講を勧める 次年度以降は受講させていない その他
都道府県 14県 4 19 11
(47) (29.8%) (8.5%) (40.4%) (23.4%)
指定都市 9市 2 4 4
(17) (52.9%) (11.8%) (23.5%) (23.5%)
中核市 7市 4 10 14
(35) (20.0%) (11.4%) (28.6%) (40.0%)
総 計 30県市 10 33 29
(99) (30.3%) (10.1%) (33.3%) (29.3%)

※ 「その他」の主なもの

・レポートの提出を求める ・校内研修で補う など

14 初任者研修以前の事前研修

  初任研の開始までに事前研修を実施している
都道府県 21県
(47) (44.7%)
指定都市 5市
(17) (29.4%)
中核市 4市
(35) (11.4%)
総計 30県市
(99) (30.3%)

15 国・私立学校教員の初任者研修に対する協力

  協力している県市数
都道府県 12県
(47) (25.5%)
指定都市 1市
(17) (5.9%)
中核市 1市
(35) (2.9%)
総計 14県市
(99) (14.1%)

※ 協力の内容

・要請があれば、研修への参加を受け入れている
・協定を結んで受け入れている
・実施内容を送付し受け入れている など

お問合せ先

総合教育政策局教育人材政策課

(総合教育政策局教育人材政策課)

-- 登録:平成21年以前 --