10年経験者研修のイメージ案(幼稚園)

別紙2

一学期
能力・適性等の評価、研修計画書の作成
園長が、研修教員の保育等の状況等を基に評価。
 (教頭、主任等ベテラン教員を活用し、指導主事の協力を得て実施)
園長が、評価案に基づき、各研修教員ごとに個々の能力や適性等に応じた研修計画案を作成し、教育委員会に提出。(作成に当たり、研修教員から自己評価や研修への意見・希望を聴取)
教育委員会は、園長から提出された評価案及び研修計画案を調整し決定。
 
夏季・冬季休業期間中
休業期間中における研修の実施(教育センター等※・10日程度)
共通研修(1日)
学校評価、情報提供、学校運営等に関する基礎・基本的な研修
保育専門研修
(4~6日)
幼稚園教育の現状と課題、幼稚園教員の専門性
幼児理解、カウンセリングマインドを生かした幼児とのかかわり、環境構成
具体的援助の仕方等について
保護者とのかかわり、子育て支援
1  講義(共通)
2  事前評価の結果を生かしたグループ別による演習
 (評価結果を基にした指導者による個別の指導助言)
 園内研修との連動(研修を生かして指導案を作成→園内における保育実践→実践結果に基づく研究協議)も考えられる。
選択研修
(3~5日)
  社会体験研修(企業体験・介護体験・保育所体験等)、幼保連携、幼小連携(小学校教員と合同)、他校種講座(教科指導、特殊教育)の受講、子育て支援(発展的なもの)、教職員集団とリーダーシップ 等
 
二・三学期
課業期間中における研修の実施(主として園内※・10日程度)
研究保育
指導計画作成、環境構成、保育実践の流れを園長等が評価し、指導助言を行う。
 (評価結果を念頭においた外部講師による指導助言も有効。)
他園における保育実践、他園園長等による指導助言。
課題研究
特定のテーマ(園外研修の研修項目等)を選定し研究を行い、過程・成果について園長等が指導助言を行う。
テーマによって他校種における授業参加等も考えられる。
 
年度末
研修成果の評価
園長は、研修教員の保育等の状況等を基に、研修実施以前との比較を含め評価し、その結果を教育委員会に報告。(教育委員会は、評価結果を、研修教員の今後の指導や研修に活用していく)

   任命権者において、特に、教育センターや園内においては実施できないような専門的な内容の研修を受講させることが適切であると判断した場合等には、大学、大学院等の授業参加を研修と位置付けることや、民間組織等が開設する研修コース等を活用することも考えられる。


 

-- 登録:平成21年以前 --