総合的な対策の策定と、学校ごとの独自性を考慮した整備

24 杉並区(東京都)

防犯カメラのモニター装置

キーワード

  • 区全体の総合安全対策の策定
  • 学校ごとの独自性を考慮した対応
  • 安全点検と継続的な整備

基本方針と主な取組

区全体の総合安全対策の策定

 学校等における児童生徒等の安全の確保に関する総合対策として、安全な学校を実現するために必要な整備計画を明らかにするとともに、今後の課題も含めた、区全体としての総合的な対策を策定している。

学校ごとの独自性を考慮した対応

 防犯カメラやカメラ付きインターホン、緊急通報システム、校内電話の設置、防犯資機材の整備、犯罪発生情報の即時提供システム等は全ての学校において整備している(写真上、写真1)。それぞれの整備に当たっては、一律にではなく、学校ごとの事情を反映した内容としている。また、地域のボランティアらによる「学校安全支援隊」を組織している学校においては、その費用の一部を助成できるようにしている(写真2)。

安全点検と継続的な整備

 区教育委員会において様々な角度から学校の安全性を適宜点検している。また、教職員や学校評議員などから課題・問題点等が日常的に教育委員会へ集まるようになっており、その都度適切な対応を行っている。

評価と今後の課題

 学校安全支援隊はスタートしたところであり、実施校はまだ少ないので、今後さらに拡充する必要がある。
 防犯カメラについては、今後運用していく上で、設置箇所の検証・再検討を行い、更に効果的な運用を図る必要があると考えている。

整備事項 図

  1. 緊急通報システム(ハード的整備)
    1.緊急通報システム(ハード的整備)
  2. 学校安全支援隊(ソフト的整備)
    2.学校安全支援隊(ソフト的整備)

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文教施設企画部施設企画課

-- 登録:平成21年以前 --