児童の登下校、来校者の学内への出入りは正門のみに限定し、その他の門は常時施錠している。
来校者は正門脇の守衛所で記名し、さらに正面奥の事務室で入校許可書を受け取り、着用することとしている(写真上、写真2、3、4)。
改修時に2階にあった職員室を1階に移設するとともに、透明ガラスを多用して、運動場等の様子が職員室から把握できるようにしている(写真5)。
周囲の民家からも校内の様子がわかるよう、外周のコンクリート塀を縦格子のフェンスに取り替えた(写真6)。フェンス付近に樹木を植え、環境美化にも努めている。
死角となる敷地境界付近や敷地内各所に防犯カメラを設置している(写真7)。校舎内には教室等に内線電話を設置している(写真8)。
また、校舎と別の敷地にある運動場を使用する際は、ペンダント型の非常通報機を教職員が携帯し、非常時に警備員へ通報できるようにしている(写真9)。
当初、敷地内には幼稚園、初等部・中等部・高等部及び大学のほか学生寮も併設しており、夜間を含め早急な警備の強化が課題となっていた。そのため、平成5年に正門脇へ守衛所を配し、常駐警備員による24時間警備を実施した。さらに、平成15年までに職員室の配置換え等、施設面での対策の充実も図った。
これまでの取組によって、施設全体の死角を減少させ、防犯性を高めることができた。
今後は、敷地・校舎内への不審者の侵入などを想定した定期的な防犯訓練等を実施し、緊急事態に即応できる体制と意識づくりが必要と考えている。
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --