本園は、お寺の境内に立地しており、園舎外周を見通しの利くフェンスで囲い、領域性と視認性を確保している。
お寺への出入りは頻繁ではなく、境内入口は通常は閉門している。ただし、防犯の観点から裏門及び職員室から死角になる正門、東門、園庭に防犯カメラを、また、各門に赤外線センサーを設置し、職員室で監視できるようにしている(写真2、3、4、5)。
保護者の来園及び送迎時には、ネームプレートの着用を義務化しており、その他の来園者には教職員が用件を聞き、職員室でワッペンを付けてもらうようにしている。
防犯マニュアルを作成し、定期的に防犯訓練を実施している。
非常時に職員室への連絡、園内放送ができ、警察とも直接通話できる電話子機を各担任が携帯している。
月1回、職員会議において防犯に関する打ち合わせを行い、また学期ごとに防犯(防災)訓練を実施している。
本園は教職員が女性中心であることから、日常的に防犯の意識は高かったが、これまで防犯対策が具体化されていなかった。
近年、児童等に対する事件が発生しているため、防犯に対する具体的な対応が必要と考えた。
教職員の防犯に対する取組と訓練の評価は高いと考えている。
今後は、建物内の死角に防犯カメラ等の設備を充実していきたい。
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --