防犯及び保育状況の確認のため、園舎内外の防犯カメラを園内のネットワークに接続している(上図、写真2)。カメラは人や物の動作を感知して作動し、映像は自動録画されサーバー内に保存される。
撮影中及び録画された映像は園舎内各所のパソコンで見ることができる(写真3、4)。将来はインターネットで保護者にも公開することを検討している。
来園者については正面玄関のカメラ付きインターホンの画像により職員室で確認している。玄関のインターホンは園内各所にある5台の親機と接続されており、どの親機からも玄関の解錠が可能である(写真5)。
園舎は、各室とも全体的に窓を大きく確保している。職員室は、園児が出入りする正面玄関に隣接し、園庭がよく見渡せる場所に設置している(写真6、7)。
園舎の老朽化に伴い、平成14年に保育所と一体の施設として新築した。計画に当たっては、近年の学校への侵入事件の発生に鑑み、日常的な防犯体制を高める必要があると考え、ネットワークに接続された防犯カメラによる監視・録画及びインターホンによる施錠管理の体制を図った。
職員の少ない本幼稚園では、園内のネットワークに接続された防犯カメラによる監視は大変有効である。
今後は、保育所を含めた防犯訓練の充実を図る必要があると考えている。
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --