平成20年6月
●INDEX●
◇ | [各プログラムの申請状況]
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◇ | [(新連載)「GP事業の成果と今後の展開」] | ||||
◇ | [専門職大学院のWebサイト開設について] | ||||
◇ | [関連記事掲載について] | ||||
◇ | [番外編「ねんきん特別便」-年金記録の確認にご協力ください-] | ||||
◇ | [編集後記-編集部(補助金執行担当)(大学改革推進室専門職)為房 正] |
●[各プログラムの申請状況]●
国公私を通じた大学教育改革支援プログラムの申請状況をお知らせします。
■(1) | 質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)□ 平成20年度の教育GPについては、去る5月29日から30日まで各大学等から申請の受付を行い、申請状況を6月11日(水曜日)に公表しました。 488大学等から939件の申請をいただきました。 今後は、独立行政法人日本学術振興会で運営される「質の高い大学教育等推進事業委員会」にて審査を行い、9月中旬を目途に選定結果を公表する予定としています。 申請状況については近日文部科学省Webサイトにアップいたしますのでご覧ください。 (平成20年度教育GPの申請状況はこちら)
【本件担当】
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■(2) | 大学院教育改革支援プログラム□ 「大学院教育改革支援プログラム」は、大学院における優れた組織的・体系的な教育プログラムへの重点的な支援を通じて、大学院教育の実質化を推進することを目的に、平成19年度から実施しているプログラムです。平成19年度には、61大学126件のプログラムが採択され、それぞれの構想に基づいた特色ある活動を開始しています。 平成20年度については、去る5月21日から22日にかけて申請の受付を行い、161大学から273件の申請を受理しました。申請状況の詳細は、下記のURLに掲載していますので、ご覧ください。今後、日本学術振興会が運営する「大学院教育改革支援プログラム委員会」にて審査を行い、8月下旬頃に採択プログラムを決定し、公表する予定です。 (平成20年度大学院教育改革支援プログラムの申請状況はこちら)
【本件担当】
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●[(新連載)「GP事業の成果と今後の展開」]●
平成18年度から19年度に渡り、特色GPや現代GPの成果や今後の在り方について、広島大学高等教育研究開発センターに調査研究を行っていただきました。GPナビでは、その概要について調査研究を担当された先生方から寄稿いただき、シリーズで紹介していきたいと考えています。
第1回 GPの背景:日本の大学教育の課題
(山本 眞一 広島大学高等教育研究開発センター長・教授)
今日、大学教育は大きく変わろうとしています。その背景には、グローバル化や情報化など21世紀知識社会に向けての大きな社会変化があり、また国民のニーズの多様化や18歳人口の減少など、大学を取り巻く環境の変化の中で大学が自らの教育や研究活動を見直し、社会に貢献できる大学づくりを目指して改革を進めていかなければならない要因があるからです。
以前は、大学は「象牙の塔」と呼ばれ、社会の現実とは隔絶した学問の府として存在しておりました。大学教育の大衆化に伴い、これが実情にそぐわなくなってきていたところに、上記のような社会変化が加わり、その結果大学教育は、従来のような限られた一部の人々のためのものではなく、多くの若者そしてそれに加えて社会人などさまざまなタイプの学生のニーズに対応でき、かつ質の高いものである必要が出てきているのです。そのためには、教育内容や教育方法その他さまざまな側面で、現在の大学教育を見直し、その改善を図っていかなければなりません。
このような中、大学教育の中心部分を占める学士課程教育の在り方は、現在もっともホットな検討課題になっています。ご存知の通り、中央教育審議会大学分科会では、今年3月「学士課程教育の構築に向けて」という審議のまとめを公表しましたが、その中で社会からの信頼に応え、国際通用性を備えた学士課程教育の構築と、そのための国による多角的支援の飛躍的充実を訴えています。
以上のような背景の中で、文部科学省では数年来、大学教育の改善のための予算措置に工夫を凝らしてきています。優れた大学教育の実践を取り上げ、他大学の参考となるようこれを顕彰することを目的に、平成15年、「特色ある大学教育支援プログラム」が導入されました。これが後ほど、GP(グッド・プラクティス)と呼ばれるようになったことは皆さんご存知のことと思います。
現在ではさまざまな形のGPが設定され、多くの大学においてその実践活動がGPプログラムに選定され、そしてこれらは他の大学に大きな参考になるばかりか、わが国の大学教育の充実に大きな貢献をしてきております。今回の連載は、このGPの効果について皆さんに分かりやすく解説することを目的にしておりますので、どうぞ楽しみにしてください。
●[専門職大学院のWebサイト開設について]●
この度、文部科学省Webサイトに専門職大学院の専用ページを開設しました。法曹(法科大学院)、会計、ビジネス・MOT(技術経営)、公共政策、公衆衛生、教員養成(教職大学院)等の様々な分野の専門職大学院の開設が進んでいる中で、専門職大学院全般の情報源として内容を充実し情報発信をしていきたいと思いますので、ご活用下さい。
(専門職大学院のWebサイトはこちら)
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【本件担当】
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●[関連記事掲載について]●
文部科学時報5月号、6月号(発行 株式会社ぎょうせい 毎月10日発行)では、これまでに特色GP・現代GP等で選定された取組の活動状況等について、以下の大学からの報告を紹介しています。
5月号
6月号
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●[番外編「ねんきん特別便」-年金記録の確認にご協力ください-]●
昨年12月から本年10月までに、すべての年金を受けておられる方、現役加入者の方に「ねんきん特別便」をお届けしております。お手元に届きましたら、年金記録に「もれ」や「間違い」がないか十分にご確認のうえ、「もれ」や「間違い」がある場合も、ない場合も、必ずご回答をお願いします。
3月までに、青い封筒で「ねんきん特別便」をお届けした方は、年金記録に「もれ」がある可能性が高い方ですので、特に注意してご確認ください。
(社会保険庁ホームページねんきん特別便)
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【本件担当】
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●[編集後記-編集部(補助金執行担当)(大学改革推進室専門職)為房 正]●
今回のGPナビから、GP事業の成果等について、広島大学高等教育研究開発センターの先生方に寄稿していただいております。先生方には、御多忙中にもかかわらず御協力いただき、この場をお借りして御礼申し上げます。
また、今回のGPナビでは、社会保険庁からの依頼により、「ねんきん特別便」のお知らせを掲載しています。私も自分の年金がもらえなくならないよう確認したいと思っています。
今年度も、各プログラムで新たな取組が選定される予定です。選定された取組の大学の方には、補助金の執行にあたっても、さまざまな書類の提出をお願いすることになるかと思います。各大学におかれましては、提出漏れ、記入ミス等がないよう留意していただきたいと思います。
補助金の執行が円滑に行えるようがんばりたいと思いますので、引き続き御協力お願いします。
◇ | 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。 「質の高い大学教育推進プログラム」の通称を「教育GP」と言っています。 |
◇ | ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。 |
◇ | GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。 |
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大学改革GPナビ-Good Practice-
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大学教育の充実-Good Practice-
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp.htm
大学改革GPナビ-Good Practice-バックナンバー
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm
-- 登録:平成21年以前 --