高等学校卒業程度認定試験のコンピュータ採点プログラムの間違いに関する受験者の取扱い等について(通知)

19文科生第470号
平成19年12月28日

各国公私立大学長 殿
各都道府県知事 殿
各都道府県教育委員会 殿

文部科学省生涯学習政策局長
加茂川 幸夫

(印影印刷)

文部科学省高等教育局長
清水 潔

(印影印刷)

 このたび、本年度第2回(本年11月実施)の高等学校卒業程度認定試験(以下、「高卒認定試験」という。)の科目「世界史A」において、コンピュータ採点プログラムに間違いがあり、正確に採点されていないことが判明し、同科目を選択した受験者については、試験の合格等の判定に変更がある可能性が生じました。
 また、本プログラムによる処理は、今回の試験のみならず、平成17年度第1回の「世界史A」の試験の採点から採用されていたことから、平成17年度にさかのぼって試験の合格等の判定に変更がある可能性が生じております。(別添参照)
 現在、文部科学省において、対象となる受験者((注)参照。以下同じ。)の特定と必要な情報提供等に努めているところです。
 国公私立大学長においては、本件が受験者本人の責めに帰すべきではないことから、対象となる受験者から出願があった場合には、出願締切を過ぎていても受け付ける等、格段の御配慮をいただくようお願いいたします。また、都道府県知事にあっては、所轄の専修学校に対して周知を図るようお願いいたします。

  • (注)対象となる受験者
     平成19年第1回試験までの高卒認定試験合格者(「世界史A」の合否判定に変更があり、高卒認定試験合格者となった者)と合格見込み者(「世界史A」の合否判定に変更があり、かつ平成20年3月までに高等学校において他の科目を修了して高卒認定試験合格者となる見込みの者)をいい、個別の受験者について該当する者か否かについては、下記あて照会願います。

[お問い合わせ先]

生涯学習政策局生涯学習推進課
課長補佐 吉松
認定試験第二係長 高木
電話:03-5253-4111(代表)(内線3721、2024)

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