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電子・陽電子加速器及び宇宙線望遠鏡という次世代の最先端科学研究を可能にするキーパーツにはナノスケールでの特殊材の超高精度加工技術の開発が求められる。 また、化学プラントやライフサイエンスの分野においてはナノスケールでの極微細加工による3次元構造を持つマイクロ部品の開発が求められる。 岡山県工業技術センターを中心として参画大学、研究所の研究成果と世界的な研究開発型企業の高度な技術を結集することにより、従来の我が国が得意とする加工技術の単なる高度化ではなく、他の追随を許さない常識をうち破った次世代のナノスケール加工技術の確立と試作機開発を実現するものである。 この技術は、宇宙開発などフロンティア分野にとどまらず、次世代の情報、光学、計測さらにライフサイエンス・エネルギーなど多くの領域に応用できるものである。
※加速管セル
文部科学省・高エネルギー加速器研究機構では、次世代の高エネルギー物理学を研究するための「電子・陽電子リニアコライダー」の建設計画が進められているが、全長30にも及ぶ当設備の主要部となる加速管を構成するディスク状の加工品のこと。このセルは加工の難しい無酸素銅から出来ているが、加速管を製作するには1つ1つの形状が異なるセルが約100万枚必要とされており、超高精度に加工するだけでなく大量に製作する技術の確立も求められている。
科学技術コーディネータ
山田 嘉昭
研究統括
横溝 精一 岡山県工業技術センター システム技術部長
(財)岡山県産業振興財団
岡山県工業技術センター
産
安田工業(株)、(株)化繊ノズル製作所
学
岡山大学、岡山理科大学、大阪電気通信大学、関西大学、 東京大学宇宙線研究所
官
岡山県工業技術センター、高エネルギー加速器研究機構
財団法人岡山県産業振興財団 〒701-1221 岡山市芳賀5301 テクノサポート岡山 電話 086-286-9651 FAX 086-286-9676 URL http://www.optic.or.jp/