3.政策評価の結果の政策への反映状況(2)事業評価(新規・拡大事業)政策目標5


ナンバー 事業名 主管課及び関係課 評価結果の概要 評価結果の政策への反映状況
上段:平成17年度予算概算要求額
下段:平成17年度予算案
(定員等を含む)
政策目標5 優れた成果を創出する研究開発環境を構築するシステム改革
56 先端大型研究施設戦略活用プログラム(先端研究施設・設備等活用推進プロジェクト)(新規)) 【主管課】
研究振興局研究環境・産業連携課
【関係課】
研究振興局基礎基盤研究課、研究開発局海洋地球課・地震・防災研究課防災科学技術推進室
 研究活動の高度化が進む中、最先端の大型研究施設・設備の利用は、創造性に富んだ世界最高水準の研究開発を実施していくとともに、新技術・新産業を創出していくために不可欠であり、これらの戦略的な活用を図っていくことが重要である。
 我が国には、世界最高性能を有する大型研究施設が幾つか整備されているものの、これらの施設は、国全体として必ずしも幅広く活用されていないという指摘があり、これらの施設の能力を最大限に活用していくことが必要である。
 このため、利用者の支援体制を充実させること等により、優れた研究成果を効果的・効率的な創出を図る。また、本事業については、外部有識者による評価委員会において、課題の選定、事業内容の見直しや重点化を図る。
 最先端の研究施設を活用した研究開発の実施により効果的・効率的に研究成果を社会還元しようとするものであり、得ようとする効果の達成は可能であると判断する。
 なお、予算編成の過程で本事業に当初含まれていた、先端研究設備リユースプログラム及び産学官連携施設整備支援プログラムについて見直すこととなった。
4,200百万円
1,300百万円

※予算要求の過程で、事業内容の見直しを行い、事業名を変更。

57 特定放射光施設の共用の促進に必要な経費(新規) 【主管課】
研究振興局基礎基盤研究課大型放射光施設利用推進室
【関係課】
研究振興局基礎基盤研究課・量子放射線研究課
 施設の利用者数は増加しており、また優れた成果が輩出されているが、産業界による施設の利用については、全体に占める割合がいまだ不十分であることから、今後とも利用者数の更なる拡大と利用分野の拡大に努めるとともに、利用者の多様なニーズに応えることができるよう、施設の活用方策の策定や施設・設備の整備を一層推進していくことが必要となる。
 そこで、各利用者が高効率、高精度に実験することにより、利用課題の質的・量的拡大を図るとともに、放射光利用研究に関する多くの情報、経験、ノウハウ等を、ユーザーの要望等に即して策定した方策を制度的に支援することにより、研究成果の飛躍的拡大を目指す。
1,185百万円
1,091百万円
58 大学国際戦略本部強化事業(新規) 【主管課】
科学技術・学術政策局国際交流官付
 我が国にとって世界から研究者、技術等の知的資源が集まるような活気ある研究環境を構築することが課題であり、法人化した大学等の主体にはそれぞれの特徴を生かした戦略的な国際展開が期待されている。科学技術・学術審議会国際化推進委員会による評価でも「大学における特色ある組織的な国際展開に向けた取組みの推進」によって、大学全体として明確な指針の下、組織的な特色ある国際展開戦略を策定し、実施する取組みを推進することは、他大学の創意工夫ある自主的な検討を促すことにつながるなどの普及効果を考えると、本事業は効果的に実施されるものであり、他大学の創意工夫ある自主的な検討を促す参考例とすべく支援することは極めて重要とされており、大学全体の国際展開への取組を促進するためにも必要。 3,049百万円
495百万円

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