平成17年度学校基本調査 調査結果の概要(高等教育機関) 卒業後の状況調査 3短期大学卒業者

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3  短期大学卒業者
 
(1) 卒業者数
 平成17年3月に短期大学(本科)を卒業した者は10万5千人(男子1万1千人、女子9万3千人)で、前年より7千人減少している。
 これを設置者別にみると、国立2千人(前年より2百人減)、公立7千人(前年より6百人減)、私立9万6千人(7千人減)となっている。
(2) 卒業者の進路(表17、図12)
 卒業者の進路別内訳は、「大学等への進学者」1万2千人(全卒業者の11.5パーセント)、「就職者」(就職し、かつ進学した者を除く。)6万8千人(同65パーセント)、「専修学校・外国の学校等入学者」3千人(同2.9パーセント)、「一時的な仕事に就いた者」7千人(同6.4パーセント)、「左記以外の者」1万4千人(同13.2パーセント)、「死亡・不詳の者」1千人(同1パーセント)となっている。
ア. 進学状況
1  大学等への進学者数は1万2千人(男子3千人、女子9千人)で、前年より5百人減少している。
2  進学率(卒業者のうち大学等への進学者の占める比率。以下同じ。)は11.5パーセント(男子24.6パーセント、女子9.9パーセント)で、前年より0.3ポイント上昇している。
イ. 就職状況(表18、図13〜図15)
1  就職者総数(「大学等への進学者のうち就職している者」を加えた全就職者数。以下同じ。)は6万8千人(男子6千人、女子6万2千人)で、前年より1千人減少している。
2  就職率(卒業者のうち就職者総数の占める比率。以下同じ。)は65パーセント(男子50.6パーセント、女子66.8パーセント)で、前年より3.4ポイント上昇している。
3  就職率を関係学科別にみると、「教育」が78.2パーセント、次いで「保健」75.3パーセント、「社会」65.4パーセント等の順となっている。
4  就職者総数を産業別にみると、「医療、福祉」が40パーセントで最も高く、次いで「卸売・小売業」14.6パーセント、「教育、学習支援業」12.9パーセント、「サービス業(他に分類されないもの)」9.2パーセント等の順となっている。
5  就職者総数を職業別にみると、「専門的・技術的職業従事者」55.1パーセント(うち「保健医療従事者」15.6パーセント、「教員」11.2パーセント等)で最も高く、次いで「事務従事者」24.1パーセント、「販売従事者」10.3パーセント等の順となっている。

  図12 短期大学(本科)卒業者の進路状況
図


  表17 進路別卒業者の推移(短期大学[本科])
区分
かっこa)
進学者
かっこb)
就職者
かっこc)
専修学校・
外国の学校
等入学者
一時的な
仕事に
就いた者
左記以外
の者
死亡・不詳
の者
かっこ再掲とじかっこ左記
「進学者」の
うち就職して
いる者かっこd)
進学率
bわるa
かける100
就職率かっこcたすdとじかっこわるaかける100
平成7年3月 246,474人 14,264人 161,039人 データ無し 10,896人 51,351人 8,924人 51人 5.8パーセント 65.4パーセント 57.3パーセント 66パーセント
平成12年 177,909人 16,807人 99,641人 データ無し 16,217人 41,704人 3,540人 12人 9.4パーセント 56パーセント 41.3パーセント 57.4パーセント
平成13年 156,837人 15,999人 92,661人 データ無し 12,605人 32,772人 2,800人 11人 10.2パーセント 59.1パーセント 44.4パーセント 60.5パーセント
平成14年 130,597人 13,335人 78,756人 データ無し 11,138人 25,422人 1,946人 23人 10.2パーセント 60.3パーセント 47.2パーセント 61.6パーセント
平成15年 119,151人 13,238人 71,130人 データ無し 9,968人 23,085人 1,730人 16人 11.1パーセント 59.7パーセント 46.4パーセント 61.1パーセント
平成16年 112,006人 12,502人 69,022人 2,886人 8,521人 17,709人 1,366人 7人 11.2パーセント 61.6パーセント 47.7パーセント 63.2パーセント
平成17年 104,621人 12,043人 68,023人 2,990人 6,655人 13,829人 1,081人 12人 11.5パーセント 65パーセント 50.6パーセント 66.8パーセント
(注)   1 「進学者」とは、大学学部、短期大学本科、大学・短期大学の専攻科、別科へ入学した者である。
    2 「左記以外の者」とは、家事の手伝いなど就職でも「大学院等への進学者」や「専修学校・外国の学校等入学者」等でもないことが明らかな者である。

  表18 関係学科別就職率の推移(短期大学[本科])
(単位:パーセント)
区分 人文 社会 教養 工業 農業 保健 家政 教育 芸術 その他
平成7年3月 65.4 60.1 68.2 66.1 69.6 60.1 78 65.4 73.8 41.2 76.4
平成12年 56 46.6 58 52.7 53.4 46.3 75.9 54.1 72.9 27.9 60.8
平成13年 59.1 48.8 61.8 54.2 56.3 45.4 75.6 57.6 75.6 30.2 62.5
平成14年 60.3 48.7 62.4 54.7 57.2 46.3 74.2 56.8 76.2 30.5 64.1
平成15年 59.7 45.5 61.6 51.3 54 46.1 74.9 56.3 75.4 28.4 61
平成16年 61.6 47.3 61.2 50.8 53.3 46.4 74.8 59.2 76.9 30.1 62.6
平成17年 65 51.2 65.4 59.2 58.4 43.1 75.3 64.1 78.2 32.8 55.8

 
図13 産業別就職者数の比率(本科)
図

  図14 職業別就職者数の比率(本科)
図




  図15 短期大学(本科)卒業者の就職先、職業別(主な3職種)構成の状況
図


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