表−2

打上げ時地上安全に係る警戒区域に関する爆風等に対する保安距離

基準32(2)の(A)、(B)、(C)による保安距離

  (A)爆風に対する保安距離(メートル) (B)飛散物に対する保安距離(メートル) (C)ファイアボールによる放射熱に対する保安距離(メートル)
H−2A(14号機) 1,850 1,660 1,572

(A)爆風に対する保安距離の計算

H−2A(14号機)
  推進薬等質量
(キログラム)
ピーク過圧計算用 インパルス計算用
TNT換算質量(キログラム) TNT換算率(パーセント) TNT換算質量(キログラム) TNT換算率(パーセント)
1段(LOX/LH2 101,200 14,550 14.4 16,939 16.7
2段(LOX/LH2 16,900 4,412 26.1 5,137 30.4
SRB-A、SSB等 182,300 9,115 5 9,115 5
火工品 11.4 11.4 100 11.4 100
2段ガスジェット装置等ヒドラジン等 2,616 261.6 10 261.6 10
合計 303,030 28,350 該当なし 31,464 該当なし
  保安距離イコール1,850メートル
(基準爆風圧イコール1.332kPa(キロパスカル)、インパルスイコール162Pa・s(パスカルセカンド))

(B)飛散物に対する保安距離の計算

Dイコール117かける303,0300.21乗イコール1,660(メートル)

(C)ファイアボールによる熱放射に対する保安距離の計算

 ファイアボールに対する保安距離は、「ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全評価基準」の別紙2ウにおいて、tLイコール12.8(s)、tSイコール6.2(s)となるため、(ア)により、式1245及び
  
から1,558メートル。
また、式1245及び
  
により1,572メートルと計算されるので、大きい方の1,572メートルとなる。