平成17年3月28日
評価室長 殿
このたび教員個人評価を実施しましたので、報告いたします。
講師以上の専任教員に対し、「教員評価表」(Excelファイル)を電子メールに添付して配布し、一定期間後にご提出いただいた。各評価項目の配点は評価表に明示してあり、教員が数字(件数)を入力すれば、自動的に合計得点が表示される仕組みとなっている。
評価室により指定された評価項目を参考にし、独自の分類と重み付けを行った。評価項目は、(1)教育関連、(2)学術・研究関連、(3)社会貢献関連、(4)組織運営管理関係の4つに分類した。各項目の得点に対し、教育(30パーセント)、学術・研究(40パーセント)、社会貢献(10パーセント)、組織運営管理(20パーセント)の重み付けを行った。
重み付け(上述2を参照)を行った後のデータに基づき、得点順にソーティングを行い、無記名の評価結果一覧表の形で教授会メンバーに公表した。ソーティングに際しては、「教授」および「助教授・講師」の2つの母集団に分類した。自身の得点を評価結果一覧表に当てはめ、全教員中の自身の位置付けを把握することで、次年度の活動指針の策定に資することが可能となる。
全教員の重み付け後の得点は、賞与査定ならびに特別昇給に反映させることとした。また、組織運営管理関係の得点に基づき、必要に応じて助教授・講師に対して補佐員を配置し、若手教員の教育・研究をサポートした。補佐員の雇用には裁量経費を充当した。
過去2回の教員評価の実績を踏まえ、今後は評価項目・得点・重み付けの見直しを行い、国立大学法人時代の教員評価システムを確立すると共に、助手の評価システムの検討を開始したい。
以上
研究振興局振興企画課学術企画室