航空科学技術に関する研究開発の推進のためのロードマップ(2013)

平成25年6月21日
航空科学技術委員会

航空科学技術に関する研究開発の推進のためのロードマップ(2013)

日本として取り組むことが必要な研究開発課題を達成する上での産学官の役割分担及び実施すべき時期編

平成25年6月21日
文部科学省
科学技術・学術審議会
研究計画・評価分科会
航空科学技術委員会

はじめに

 航空科学技術委員会では、「航空科学技術に関する研究開発の推進方策」(研究計画・評価分科会決定)を具現化するためのロードマップの原案をJAXAにおいて検討を依頼し、昨年、「航空科学技術に関する研究開発の推進のためのロードマップ」の前編として「我が国のあるべき姿とそれを実現するために求められる方向性、強化すべき技術とその優先度編」を了承した。
 今般、その後編として「日本として取り組むことが必要な研究開発課題を達成する上での産学官の役割分担及び実施すべき時期編」の報告(別添)を受け、本日、委員会として了承した。

 本ロードマップはこれで完成することになるが、ロードマップは策定するだけにとどまらず、ロードマップに示された我が国航空のあるべき姿を実現していくために必要な技術開発を産学官が連携して推進していくことが重要である。
 特にJAXAにおいては、航空宇宙の公的研究機関として、産業界や大学と連携して、中心的な役割を果たすことを期待する。産業界、大学、関係省庁等におかれては、本ロードマップの実現に向けて、今後とも御協力をいただければ幸いである。
 なお、航空科学技術委員会としては、今後の航空業界の情勢の変化により、必要とされる航空科学技術の研究開発も変わるものと認識していることから、本ロードマップについては今後も定期的に見直しを行っていきたいと考えている。

 最後に、本ロードマップの策定にあたられた株式会社三菱総合研究所の奥田委員長をはじめ「航空科学技術ロードマップ検討委員会」の委員の方々や検討委員会事務局を務めたJAXAの方々に厚く御礼を申し上げる。

お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

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