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資料8

OECD(経済協力開発機構)の動向について

平成18年6月27日−28日にアテネにおいて開催された「OECD教育大臣会合」(※下記注参照)において、グリアOECD事務総長から「高等教育版PISA」の実現の可能性について提案がなされ、大臣会合議長サマリーにおいて、以下の内容が盛り込まれた。

 
(初等中等教育段階の)PISAの成功を踏まえ、高等教育機関が付加する価値を学生の学習成果の観点から評価する、類似の方法論を検討すること

国内外における高等教育の目的、消費者、提供者の多様性を反映させた教育の質に係る多元的な基準が必要なこと

評価システムは、政府及び教育機関双方が、自ら高等教育の質を高めることができるようなものであることが必要なこと


今後、OECD事務局等において、具体的な検討が進められる見込み。

 
(注) OECD教育大臣会合
 OECD加盟各国の教育政策に共通する中長期的な政策課題について討議・検討することを目的として、およそ5年毎に開催。本年6月アテネで開催された教育大臣会合においては、高等教育の質・公平性・効率性をテーマにして議論。我が国からは、小坂前文部科学大臣が出席。


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