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資料2

薬学教育の改善・充実について(報告案)要旨
− 中央教育審議会大学分科会 薬学教育の改善・充実に関するワーキング・グループ −

検討の経緯

 薬学教育の改善・充実については、「薬学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」(平成14年9月設置。以下「協力者会議」。)において議論が行われ、平成15年8月に「中間まとめ」が提出。
 協力者会議における検討を受けて議論の整理を行うため、同年10月に大学分科会のもとに「薬学教育の改善・充実に関するワーキング・グループ」が設置され、薬学教育の修業年限延長、大学院教育の在り方等につき、3回にわたって検討。

1:薬学教育の修業年限について

 薬剤師の養成のための薬学教育については、学部段階の修業年限を4年から6年に延長。
 多様な分野に進む人材の育成のためには、現行の4年間の学部・学科も必要。

2:設置基準等について

[6年制学部]
 6年制学部の卒業要件は186単位以上。早期卒業は不可。
 専任教員数は現行基準を適用。但し、実務実習等の充実が行われることを勘案し、教員の確保には留意。
 校地・校舎面積は、現行の基準を適用。
 学位は「学士(薬学)」。なお4年制学部卒業者には「学士(薬科学)」等。

[6年制学部を基礎とする大学院]
 博士課程のみ。標準修業年限4年以上。修了要件は30単位以上の取得と論文審査。
 学位は「博士(薬学)」。なお、4年制学部を基礎とする大学院の学位は「修士(薬科学)」「博士(薬科学)」等。
 入学資格は6年制学部卒業者と同等以上の学力がある者にも認める。また「飛び入学」も可。

3:その他

 実務実習期間の大幅な延長に伴う実務実習指導体制の構築。
 共用試験の実施。
 第三者評価の体制の整備。


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