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平成20年度予算編成の基本方針(抄)

−高等教育関係抜粋−

平成19年12月4日
閣議決定

3 「希望と安心」の国に向けた予算の重点化・効率化

 「希望と安心」の国を実現する観点から、「重点施策推進要望」も踏まえ、以下に掲げる取組で政策効果が顕著なものについて重点的かつ効率的に推進し、メリハリの効いた配分を行う。また、歳出の無駄の排除を徹底するため、施策の推進に当たっては、政府全体として一層の経費の節減合理化を行う中で、成果目標、政策手段等を明確に掲げ、PDCAサイクルを着実に実施する。

1 活力ある経済社会の実現

(成長力強化に向けた取組)

「基本方針2007」を踏まえ、成長力強化のカギとなる労働生産性を引き上げる観点から、

(略)

  • 3 成長分野を伸ばし、創造力を高める戦略(新しいSBIR制度(※)の順次導入、「革新的医薬品・医療機器創出のための5か年戦略」、世界最先端のデジタルコンテンツ流通促進法制の整備、大学(大学院を含む)のカリキュラム改革、健全性を確保した奨学金の充実、国際的な大学間の相互連携、留学生政策の推進や9月入学の促進、世界最高水準の大学院形成「大学地域コンソーシアム」の形成、高等教育の基盤的経費や競争的資金の確保と重点的・効率的な投資、確定拠出年金の拠出の在り方の見直し検討、ベンチャー企業への資金供給促進のための税制を含む環境整備の検討、産学官連携の推進等)

を推進する。
 また、研究開発・人材育成・IT等民間投資の加速を図るなど、「経済成長戦略大綱」を推進する。さらに、科学技術の振興を図るため、「第3期科学技術基本計画」及び「イノベーション25」を踏まえ、次世代投資の充実、社会還元を加速するプロジェクト、分野別の戦略的な研究開発、多様な基礎研究等を推進する。また、高信頼性産業の育成や世界最先端を目指した知的財産戦略等を推進する。