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UMAP(アジア太平洋大学交流機構)

1. 現状等
(1)   UMAP(University Mobility in Asia and the Pacific:アジア太平洋大学交流機構)は、アジア太平洋地域における高等教育機関間の学生・教職員の交流促進を目的として
1 991年に発足。国際事務局を東京に設置。
(2)   1998年8月、バンコクで開催されたUMAP総会において、日本が提案した「UMAP憲章」を採択(2001年3月、オーストラリアで開催されたUMAP総会において改正)。
(3)   現在、加盟各国との連携・協力の下で、UMAP単位互換方式(UCTS: UMAP Credit Transfer Scheme)に基づく単位互換を試行。
  (参考)UCTSは、単位の互換方式、成績の評価基準などを定めたもの。
(4)   2000年1月、神戸にて開催されたUMAP国際理事会にて、我が国より、我が国の大学においてアジア諸国等の将来のリーダーとなる人材の養成を支援するため、「UMAPリーダーズ・プログラム」の創設を提案し、承認。2001年7月から東京外国語大学、九州大学で実施。
(5)   2000年2月、我が国からの拠出金を基に「UMAP留学生支援信託基金」を創設。アジア・太平洋地域等から新たに渡日し大学等へ入学した私費外国人留学生に対し、円滑な修学を支援するための渡日一時金を支給する事業を実施(2002年3月終了)。
(6)   また2001年4月から、従来(財)日本国際教育協会が実施していた「短期留学推進制度」を継承してUMAP事業として実施するため、我が国からの拠出金を基に「UMAP短期留学推進制度信託基金」を創設。
(7)   さらに2002年10月から、UMAP理事国からの分担金等により、UMAP加盟国の途上国の学生を支援する奨学金事業を創設。

2. 今後の展開
(1)   加盟各国のUCTS試行への積極的な参加と普及を推進し、アジア・太平洋地域における学生等の交流を促進。
(2)   将来は、欧州の同様なプログラムであるエラスムス計画との連携・協力なども視野に入れて、グローバルな大学間交流ネットワークが構築されることを期待。

(参考)

  UMAP会員の参加対象国・地域(国名はアルファベット順、UMAP理事国

参加対象国・地域
参加対象国・地域
参加対象国・地域
オーストラリア 11 日本 21 パプアニューギニア
ブルネイ 12 韓国 22 フィリピン
カンボディア 13 ラオス 23 ロシア
カナダ 14 マカオ 24 サモア
チリ 15 マレイシア 25 シンガポール
中国 16 メキシコ 26 台湾
フィジー 17 モンゴル 27 タイ
グアム 18 ミャンマー 28 アメリカ合衆国
香港 19 ネパール 29 ヴィエトナム
10 インドネシア 20 ニュージーランド

  その他の国の参加については、総会の議を経て承認することとなる。

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