4.授業方法

 上記1.共通科目(基本科目)のねらい・目的の目的に鑑み、教職大学院の授業方法は、単なる座学に陥る弊を避け、学校現場における実際の事例に即して行うことを基本とする。想定事例も含め、学校現場における実際の事例に即して、学生相互が多様な事例(多様な校種、教科、問題群に及ぶことを基本とする)を交換し合うことを通じて、それらの問題・課題の所在、対処法、背景を含む構造的な理解を形成するとともに、その分析力・理解力を修得することにより、将来における類似の事例への応用・展開能力を養成することを企図する。(なお、授業方法・形式例については1.2.(3)授業の形態参照)
 その際、学生が、多様な学校種・教科種等広範な事例を相互に調査・発表し検証し合うことを通して、初等中等教育の学校における教育課題について包括的かつ総合的な理解を得るよう配慮することが望ましい。
 これらを鑑みれば、クラスサイズとしては、基本的に10~15人程度を標準とすることが想定される。

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