参考1 「中間報告」の関連部分(抜粋)

1.教職課程の質的水準の向上

(2)「教職実践演習(仮称)」の新設・必修化 -教員としての資質能力の最終的な形成と確認-

  • 教職実践演習(仮称)の最低修得単位数は1単位程度とすることが適当であると考えるが、2単位程度は必要ではないかとの意見もあり、さらに検討することが必要である。科目区分については、この科目の性格が、教科に関する科目と教職に関する科目の双方の目的・内容等を基盤とするものであることから、現行の科目区分とは異なる新たな科目区分(「総合実践に関する科目(仮称)」)を設けることが適当である。この場合、教職に関する科目に属する既存の科目(例えば、教職の意義等に関する科目や教育実習等)についても、あわせて科目区分の在り方を見直すことが適当かどうか、検討することが必要である。
  • 教職実践演習(仮称)を新設することとした場合、教員免許状の取得に必要な総単位数の在り方については、現行の総単位数を維持することが適当であると考えるが、総単位数の増加も含めて検討すべきではないかとの意見もあるこの点については、課程認定大学等関係者の理解を得ることも必要であり、単位数を増加することとした場合の教育上の意義や効果、教育体制の整備等大学側の負担や学生の履修上の負担等を総合的に考慮しつつ、さらに検討することが必要である。なお、総単位数を維持することとした場合、関連する教職に関する科目(例えば、教職の意義等に関する科目)の単位数を減ずるなどの措置を講ずることが適当である。

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