別紙 教職課程の改善・充実に関する協力者グループにおける検討について (議論のためのメモ)
1.検討のねらい
教職課程を有するすべての大学において、「中間報告」で提言された教職課程の改善・充実に関する方策が具体的なイメージとして共有され、確実に実施されるよう、以下のような課題について、大学や学校現場の実態等も踏まえつつ、専門的見地から具体的検討を行う。
2.検討課題(例)
(1)「教職実践演習(仮称)」のモデルカリキュラムの検討
- 科目の趣旨・ねらい
- 具体的内容例
- 到達目標
- 授業方法、指導教員、指導体制
- 履修時期
- 単位数
- 科目区分
(2)「教職実践演習(仮称)」と既存の教職に関する科目(教職の意義等に関する科目、教育実習等)との関係
- 既存の教職に関する科目の趣旨の明確化
- 既存の教職に関する科目との役割分担と相互作用
(3)教育実習の改善・充実
- 教育実習の趣旨・ねらい
- 具体的内容例
- 実施方法
- 実習校(実習協力校の確保、出身校実習の在り方等)
- 大学の積極的な協力
- 受入れ校における指導体制
- 履修要件の厳格化
- 事前・事後指導の在り方
(4)「教職指導」のモデル例の検討
- 教職指導の趣旨・ねらい
- 教職課程における位置付け(教職実践演習(仮称)や教育実習との関係)
- 具体的内容例
- 実施方法、指導教員、指導体制
- 教育委員会や学校との連携
- 教職指導の評価
(5)大学における組織的指導体制の整備の在り方
3.検討の進め方
- 上記2(1)~(3)は相互に関連する課題であることから、まずこれらの検討を行い、その後(4)、(5)について検討することとする。
4.留意事項
- 教員養成系大学と一般大学の違いを考慮するのか。
- 学校種や教科の違いを考慮するのか。
- 学部における教員養成を念頭に置くのか、短期大学まで視野に入れるのか。