仁愛女子短期大学
実地視察大学の概要
課程認定を受けている学科等の概要
大学名 |
仁愛女子短期大学 |
設置者名 |
学校法人 福井仁愛学園 |
学部・学科等の名称等 |
認定を受けている免許状の
種類・認定年度 |
免許状取得状況・就職状況
(平成19年度) |
学部 |
学科等 |
入学
定員 |
免許状の種類 |
認定年度 |
卒業者数 |
免許状
取得者数 |
教員
就職者数 |
実数 |
個別 |
|
生活学科
食物栄養専攻 |
50人 |
栄教二種免 |
平成17年度 |
56人 |
22人 |
22人 |
0人 |
幼児教育学科 |
150人 |
幼二種免 |
昭和41年度 |
153人 |
147人 |
147人 |
12人 |
入学定員合計 |
200人 |
合計 |
209人 |
169人 |
169人 |
12人 |
備考 |
・「学部・学科等の名称等」欄は、平成20年4月1日現在の名称・定員である。
・「免許状取得者数」欄の「実数」欄は各学科等の実人数、「個別」欄は各学科等内の教職課程ごとの人数である。 |
実地視察大学に対する講評
実地視察日:平成20年12月4日(木曜日)
実地視察大学:仁愛女子短期大学
実地視察委員:村田博委員、平出彦仁委員
大学の教員養成に対する全般的な状況
状況
- 1学部1学科1専攻において教員養成を行っている。
- 大学の教員養成に関する教育課程、教員組織等については、全般的に基準を満たしており、良好に実施されている。
- 学生一人一人の授業態度に建学の精神が徹底されている。
教員養成に対する理念、設置の趣旨等の状況
状況
- 仏教精神に基づく人間観と専門教育の知識と実践能力を涵養することで、教育の場における「美しい世を拓く人材」となる教員養成を行っている。
- 教職課程の運営については、教職課程を開設している幼児教育学科、生活科学学科それぞれにおいて、教務課との連携のもとで指導体制を敷いている。
教育課程(教職に関する科目等)、履修方法及びシラバスの状況
講評
- シラバスについて、教職に関する科目として適当かどうか確認する全学的な組織・体制を整えるよう努めて欲しい。
- シラバスの確認をする際には、学校現場で役立つ授業かどうかまで判断して欲しい。
- 教育社会学について、扱う内容を幅広くして欲しい。
- 教育相談について、学外との連携(カウンセラー・教育委員会・相談所等)の理解を深めるような内容を扱って欲しい。
- 臨床心理学など、専門的過ぎる技法に偏った授業が見られるため、学校現場の実情に即した授業にして欲しい。
教育実習の取組状況
状況
- 実習中の巡回指導については、学科(専攻)教員で分担し、学生の実習状況や実習先の視点からの指導上の問題点の把握に努めている。
講評
- 教育実習事例の発表会・報告会・反省会を記録として確実に残して欲しい。
- 実習園の選定方法について、より良質な実習園を選べるよう検討して欲しい。
学校現場体験・学校ボランティア活動などの取組状況
状況
- 栄養教諭制度の発足に際し、本学教員が福井県教育委員会の要請をうけて栄養教諭育成講習会の講師を平成17年、18年度合計40回務めている。さらに、市町村からの依頼で、18年は9回、19年は7回の食育講座の講師を務め、食育運動の普及に貢献している。
講評
- 今後とも関係機関と連携しつつ積極的な取組を実施して欲しい。
教職指導及びその指導体制の状況
講評
- 良好に行っている。
- 卒業生に対するスキルアップ講座、公開講座、講習会、リカレント講座、講師派遣などのアフターケアが充実している。今後も卒業者に対する教員の資質向上に向けての取り組みを検討して欲しい。
教員養成カリキュラム委員会などの全学的組織の状況
状況
- 学科長を中心とした各学科会議において、教育課程の検討及び指導体制の役割分担を定め、学科長、教科および教職科目の担当教員が核となり教職に関する事項を決定している。
講評
- 教職課程科目のさらなる質的向上のため、全学的組織の検討も行って欲しい。
施設・設備(図書等を含む。)の状況
状況
講評
- 発達障害に関する雑誌・図書の充実に努めて欲しい。
- 児童・教育・専門的分野の図書の陳列方法及び選書方法が不明確であるため、先生任せではなく、学生の希望する図書を購入するなどの選書方法の改善及び陳列方法の改善に努めて欲しい。