大分大学

実地視察大学の概要

課程認定を受けている学科等の概要

大学名 大分大学 設置者名 国立大学法人大分大学
学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の
種類・認定年度
免許状取得状況・就職状況
(平成19年度)
学部 学科等 入学
定員
免許状の種類 認定年度 卒業者数 免許状
取得者数
教員
就職者数
実数 個別
教育福祉科学部 学校教育課程 100人 幼一種免 平成16年度 103人 103人 32人 46人
小一種免 平成16年度 98人
中一種免(国語) 平成16年度 9人
中一種免(社会) 平成16年度 17人
中一種免(数学) 平成16年度 9人
中一種免(理科) 平成16年度 7人
中一種免(音楽) 平成16年度 5人
中一種免(美術) 平成16年度 5人
中一種免(保健体育) 平成16年度 6人
中一種免(技術) 平成16年度 4人
中一種免(家庭) 平成16年度 5人
中一種免(英語) 平成16年度 5人
高一種免(国語) 平成16年度 7人
高一種免(地理歴史) 平成16年度 7人
高一種免(公民) 平成16年度 7人
高一種免(数学) 平成16年度 8人
高一種免(理科) 平成16年度 7人
高一種免(音楽) 平成16年度 3人
高一種免(美術) 平成16年度 5人
高一種免(保健体育) 平成16年度 5人
高一種免(家庭) 平成16年度 5人
高一種免(工業) 平成16年度 1人
高一種免(英語) 平成16年度 5人
特支一種免(知・肢・病) 平成19年度 21人
情報社会文化課程 50人 中一種免(社会) 平成16年度 48人 17人 2人 0人
高一種免(地理歴史) 平成16年度 3人
高一種免(公民) 平成16年度 2人
高一種免(情報) 平成16年度 9人
高一種免(音楽) 平成16年度 3人
高一種免(美術) 平成16年度 2人
人間福祉科学課程 95人 中一種免(家庭) 平成16年度 98人 29人 0人 0人
高一種免(保健体育) 平成16年度 10人
高一種免(理科) 平成16年度 5人
高一種免(福祉) 平成16年度 3人
高一種免(家庭) 平成16年度 11人
経営学部 経済学科 130人 高一種免(公民) 平成16年度 88人 3人 3人 0人
高一種免(商業) 平成16年度 0人
経営システム学科 130人 高一種免(公民) 平成16年度 152人 5人 0人 0人
高一種免(商業) 平成16年度 5人
地域システム学科 45人 高一種免(公民) 平成16年度 112人 5人 4人 0人
高一種免(商業) 平成16年度 1人
工学部 機械・エネルギーシステム学科 80人 高一種免(工業) 平成16年度 78人 2人 2人 0人
電気電子学科 80人 高一種免(工業) 平成16年度 89人 7人 7人 0人
知能情報システム工学科 70人 高一種免(情報) 平成16年度 70人 3人 3人 0人
高一種免(工業) 平成16年度 0人
応用化学科 60人 高一種免(工業) 平成16年度 57人 6人 6人 0人
福祉環境工学科 80人 高一種免(工業) 平成16年度 89人 13人 13人 0人
入学定員合計 920人 合計 984人 193人 377人 46人
教育学研究科 学校教育専攻 6人 幼専免 平成16年度 7人 3人 0人 4人
小専免 平成16年度 0人
中専免(国語) 平成16年度 0人
中専免(社会) 平成16年度 0人
中専免(数学) 平成16年度 0人
中専免(理科) 平成16年度 0人
中専免(音楽) 平成16年度 0人
中専免(美術) 平成16年度 0人
中専免(保健体育) 平成16年度 0人
中専免(技術) 平成16年度 0人
中専免(家庭) 平成16年度 0人
中専免(英語) 平成16年度 0人
高専免(国語) 平成16年度 0人
高専免(地理歴史) 平成16年度 0人
高専免(公民) 平成16年度 0人
高専免(数学) 平成16年度 0人
高専免(理科) 平成16年度 0人
高専免(音楽) 平成16年度 0人
高専免(美術) 平成16年度 0人
高専免(書道) 平成16年度 0人
高専免(保健体育) 平成16年度 0人
高専免(家庭) 平成16年度 0人
高専免(工業) 平成16年度 0人
高専免(英語) 平成16年度 0人
特支専免(知・肢・病) 平成19年度 3人
教科教育専攻 33人 幼専免 平成16年度 32人 28人 1人 20人
小専免 平成16年度 7人
中専免(国語) 平成16年度 1人
中専免(社会) 平成16年度 2人
中専免(数学) 平成16年度 2人
中専免(理科) 平成16年度 2人
中専免(音楽) 平成16年度 5人
中専免(美術) 平成16年度 0人
中専免(保健体育) 平成16年度 1人
中専免(技術) 平成16年度 3人
中専免(家庭) 平成16年度 1人
中専免(英語) 平成16年度 3人
高専免(国語) 平成16年度 1人
高専免(地理歴史) 平成16年度 2人
高専免(公民) 平成16年度 1人
高専免(数学) 平成16年度 3人
高専免(理科) 平成16年度 4人
高専免(音楽) 平成16年度 5人
高専免(美術) 平成16年度 0人
高専免(書道) 平成16年度 0人
高専免(保健体育) 平成16年度 5人
高専免(家庭) 平成16年度 1人
高専免(工業) 平成16年度 2人
高専免(英語) 平成16年度 3人
経済学研究科 経済社会政策専攻 8人 高専免(公民) 平成16年度 5人 0人 0人 0人
地域経営政策専攻 12人 高専免(商業) 平成16年度 10人 0人 0人 0人
医学系研究科 看護学専攻 16人 養教専免 平成19年度 3人 0人 0人 0人
高専免(看護) 平成16年度 0人
工学研究科 機械・エネルギーシステム工学専攻 27人 高専免(工業) 平成16年度 32人 2人 2人 0人
電気電子工学専攻 27人 高専免(工業) 平成16年度 30人 3人 3人 0人
知能情報システム工学専攻 24人 高専免(工業) 平成17年度 27人 0人 0人 0人
高専免(情報) 平成17年度 0人
応用化学専攻 21人 高専免(工業) 平成16年度 14人 1人 1人 0人
建設工学専攻 15人 高専免(工業) 平成16年度 18人 0人 0人 0人
福祉環境工学専攻 21人 高専免(工業) 平成16年度 13人 3人 3人 0人
福祉社会科学研究科 福祉社会科学専攻 12人 高専免(福祉) 平成17年度 9人 0人 0人 0人
入学定員合計 222人 合計 200人 40人 67人 24人
備考 ・「学部・学科等の名称等」欄は、平成20年4月1日現在の名称・定員である。
・「免許状取得者数」欄の「実数」欄は各学科等の実人数、「個別」欄は各学科等内の教職課程ごとの人数である。

実地視察大学に対する講評

実地視察日:平成20年11月6日(木曜日)
実地視察大学:大分大学
実地視察委員:狩野浩二委員、川並弘昭委員、八尾坂修委員

大学の教員養成に対する全般的な状況

状況

  • 2キャンパス(旦野原・挟間)にわたって、大学においては3学部11学科(課程)、大学院においては5研究科12専攻で教員養成を行っている。

講評

  • 各学科に置かれる教職課程の教育課程、教員組織については、法令等の基準を満たしている。今後も引き続き、教員養成の水準の維持・向上に努めてほしい。

教員養成に対する理念、設置の趣旨等の状況

状況

  • 広い視野と深い教養を備え、豊かな人間性と高い倫理観を有し、高度の専門知識を修得し、創造性と応用力に富み、たゆまぬ探究心と総合的な判断力を身に付けた教員養成を理念としている。

講評

  • 理念を明確化・具体化するために、教職課程に対する全学的な組織、教育課程や教員組織がより一層充実したものとなるように、今後も努めてほしい。ただし、教育福祉科学部学校教育課程の中一種免(技術)について、現在の専任教員数(3人)が必要専任教員数(4人)を満たしていないため、専任教員を早急に確保すること。

教育課程(教職に関する科目等)、履修方法及びシラバスの状況

講評

  • 「教科に関する科目」について、教職のための科目としてさらに工夫や改善を加えてほしい。
  • 「教職に関する科目」について、教育現場における教職経験を有し、かつ実践的な指導力を保持している者を担当教員として充てるなどして、教授内容の更なる充実を図ってほしい。
  • 授業科目毎にシラバスの体裁が異なり、学生にとっては非常に分かりにくい状況と化しているので、体裁を整えるなどの改善に努めてほしい。
  • 授業科目「教師学」について、各科目に含めることが必要な事項がどの授業において取り扱うのかが不明であるため、確認することができるようにシラバスを修正してほしい。
  • 「教育課程及び指導法に関する科目」の各教科の指導法については、学習指導要領の内容に即し一般的包括的内容とする必要があるため、テキストに学習指導要領を使用する等の改善が望まれる。
  • 授業内容欄を「○回〜○回」とまとめて記載しているシラバスについては、各回のキーワードを明記してほしい。
  • 「履修条件」欄や「参考書」欄などが空欄となっているシラバスについては、無ければ「なし」と明記してほしい。
  • 出席を評価に加えている授業があるが、原則として授業に出席することが通常であるため、評価に含めないことが望まれる。

教育実習の取組状況

状況

  • 教育福祉科学部の各課程においては、附属学校に加え、教育実習運営協議会を通じて市内の協力校を確保し、教育実習を実施している。
  • 教育福祉科学部以外の各学部においては、基本的に学生の卒業校を実習校としているが、卒業校で教育実習が出来ない場合は事務部で調整を行っている。
  • 実習校や教育委員会との連携協力を図るなど、その円滑な実施に努めている。
  • 大学の教育課程の中に適切に位置付け、附属校園教員・指導教員・教育実習委員が、各実習ごとに「全体オリエンテーション→事前指導→校園別オリエンテーション→教育実習→レポート・自習ノート提出→事後指導」という有機的なサイクルで進めている。

講評

  • 母校実習については、平成18年7月答申において、大学側の対応や評価の客観性の確保の点で課題も指摘されているため、できるだけ避ける方向で検討してほしい。

学校現場体験・学校ボランティア活動などの取組状況

状況

  • 「まなびング」サポート事業として、大分市教育委員会との連携のもと学校現場に継続的に訪問し、校外学習などを含む教育現場の様々な教育活動の観察や教科指導の補助などを体験することによって、児童・生徒とのふれあい、教育の厳しさや喜びを体験し、教育を学び、研究し、教職を目指す者としての自覚を高めている。
  • ボランティアとして子ども合宿・キャンプ・農作業体験補助など地域の人々との交流を通し、コミュニケーション能力を高め、将来の教員としての学生の基礎的資質と実践的指導力の養成をめざしている。

教職指導及びその指導体制の状況

状況

  • 新入生ガイダンス(学部全体及びコース・選修・分野別)で、教務委員長、教務委員、各コース・選修・分野で選出された指導教員ならびに学務係が分担し、全体及び個別に説明を行っている。成績表を配布時(前後期開始前)に指導教員による教員免許に必要な科目の修得状況の確認や指導を行っている。各教員ごとにオフィスアワーを設け、日常的に指導を行っている。また、学生相談室では相談室担当の教員が履修に関する相談にも応じ、学務係の窓口では担当職員が常駐し、個々の学生の教職課程や教育実習に関する説明を行っている。

講評

  • 経済学部及び工学部の教員免許取得者数が少ないため、教員養成に関する学部を超えた全学的なPR活動を推進してほしい。

教員養成カリキュラム委員会などの全学的組織の状況

状況

  • 副学長(教育担当理事)が所掌する教務部門会議の下に全学組織の「教員養成カリキュラム委員会」を設置し、カリキュラム検討委員会・教育実習委員会及び附属教育実践総合センターと協同し、カリキュラムの改革や教育実習の指導にあたっている。

講評

  • 今後は、更に教員養成カリキュラム委員会が全学的役割を果たしてほしい。

施設・設備(図書等を含む。)の状況

状況

  • 学内施設・設備、教育機器等は、学生数の規模に応じて整備されている。

講評

  • 教職に関する科目に係る図書が充足されているとは言えないため、今後、図書の拡充を図ってほしい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課企画係

(初等中等教育局教職員課企画係)

-- 登録:平成21年以前 --