札幌学院大学

実地視察大学の概要

課程認定を受けている学科等の概要

大学名 札幌学院大学 設置者名 学校法人札幌学院大学
学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の
種類・認定年度
免許状取得状況・就職状況
(平成19年度)
学部 学科等 入学
定員
免許状の種類 認定年度 卒業者数 免許状
取得者数
教員
就職者数
実数 個別
商学部 商学科 200人 高一種免(商業) 昭和45年度 178人 5人 5人 0人
高一種免(情報) 平成14年度 5人
経済学部 経営学科 200人 中一種免(社会) 平成4年度 198人 12人 6人 0人
高一種免(地理歴史) 平成4年度 10人
高一種免(公民) 平成4年度 12人
法学部 法律学科 200人 中一種免(社会) 昭和60年度 205人 9人 6人 0人
高一種免(地理歴史) 平成2年度 5人
高一種免(公民) 平成2年度 9人
人文学部 人間科学科 130人 中一種免(社会) 昭和53年度 143人 18人 15人 0人
高一種免(地理歴史) 平成2年度 15人
高一種免(公民) 平成2年度 13人
高一種免(福祉) 平成14年度 5人
英語英米文学科 70人 中一種免(英語) 昭和53年度 65人 11人 9人 0人
高一種免(英語) 昭和53年度 11人
臨床心理学科 90人 高一種免(公民) 平成13年度 92人 5人 5人 0人
こども発達学科 50人 小一種免 平成18年度 - - - -
社会情報学部 社会情報学科 150人 中一種免(社会) 平成4年度 172人 9人 5人 0人
高一種免(公民) 平成4年度 8人
高一種免(情報) 平成13年度 8人
入学定員合計 1,090人 合計 1,053人 69人 152人 0人
備考 ・「学部・学科等の名称等」欄は、平成20年4月1日現在の名称・定員である。
・「免許状取得者数」欄の「実数」欄は各学科等の実人数、「個別」欄は各学科等内の教職課程ごとの人数である。

実地視察大学に対する講評

実地視察日:平成20年10月30日(木曜日)
実地視察大学:札幌学院大学
実地視察委員:山崎準二委員、甲田充彦委員

大学の教員養成に対する全般的な状況

状況

  • 教育系学部を中心に、5学部8学科において教員養成を行っている。

講評

  • 教員養成に関する教育課程、教員組織等については、全般的に基準を満たしており、良好に実施されている。

教員養成に対する理念、設置の趣旨等の状況

状況

  • 地球的視野をもち、我が国共通の課題に通じた広い視野を備えた社会に貢献しうる教員、「自立」「人権」「共生」「協働」を踏まえ、地域に開かれ、地域に学び、地域社会の教育課題に貢献しうる教員養成を理念としている。

講評

  • 水準の維持に加え大学の個性とか特色をどう打ち出していくのかという時代に入っているおり、大学としての教員養成の独自の理念をカリキュラム等に反映することを期待する。

教育課程(教職に関する科目等)、履修方法及びシラバスの状況

講評

  • 系統性という点では、履修指導・内容・方法について4年間の見通しも示されている。
  • 教職総合演習に教職理論と同じ性格のものが設置されていたり、教育心理学の中で、特殊教育を含むとなっていたり、気になる点があった。科目の設置の趣旨と必要な事項が漏れることがないようにすること。

教育実習の取組状況

状況

  • 北海道教委・北海道市教委の承諾に基づき、関係の学校と協議をおこない受け入れ先を決定している。

講評

  • 実習に送り出すにあたっての資格の判断は厳格にされており、評価できる。

学校現場体験・学校ボランティア活動などの取組状況

講評

  • ボランティア活動の大学としての組織的な支援について、情報提供、事前の指導、報告会・報告書の作成をおこなうなど他大学の見本になる。

教職指導及びその指導体制の状況

状況

  • 「教職課程委員会」の施設として「教職課程室」を設置、自由学習を可能としている。また、同室で相談を受ける等支援を行っている。

講評

  • 4年間の体系的な履修体制の整備が進められている。
  • 卒業生との関係作りについて優れた先進的な取り組みがある。
  • 教職課程室の設置や事務の窓口は整備されているが、名称を工夫したらどうか。
  • 2年生や3年生向けも意識しながら通年で情報提供するなど、就職支援を強めてほしい。
  • 新しい学習指導要領を早く手に入れて設置、もしくは学生に入手させてほしい。

教員養成カリキュラム委員会などの全学的組織の状況

状況

  • 全学の教職課程における教育課程等に関する常設委員会として「教職課程委員会」を設置し、毎月1回の定例会のほか必要に応じて開催している。

講評

  • 「教職課程委員会」を中心にして全学的に、シラバスも含め目配りして、教員養成の質の向上に努めてほしい。
  • 更新講習を含め、養成だけでなく現職研修に関わる機会が出てくるので、教育委員会との連携を推進してほしい。

施設・設備(図書等を含む。)の状況

講評

  • 学内施設・設備、図書館、体育施設等が充実している。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課企画係

(初等中等教育局教職員課企画係)

-- 登録:平成21年以前 --