高齢者との連携を進める学校施設のイメージ

  今後,学校が家庭,地域との連携を図り,高齢社会に対応した教育を進めていくためには,前章までに示した施設整備の基本方針等に留意しながら,学校施設を世代を越えた地域のコミュニティーの拠点として整備することが必要となる。
  ここでは,前章までの記述を補完し,本報告書の趣旨の理解を助けることを目的とし,「第2章 高齢者との交流を促す学校施設の整備」を受けた1.地域の高齢者との交流を豊かにする学校施設,「第3章 学校と高齢者施設との複合化」を受けた2.社会教育施設を利用する高齢者との交流を豊かにする学校施設,及び3.高齢者福祉施設を利用する高齢者との交流を豊かにする学校施設,の3類型についてイメージ図を提示している。これらのイメージ図を参考に,各学校の創意工夫のもと,各学校や地域の実情に応じた特色ある高齢者との交流を積極的に進めていくことが期待される。
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