10 連携

  連携の具体的あり方についてはそれぞれの項目ですでに述べたとおりである。基本的な考え方として、社会システムが複雑に進化し、しかも人権、権利意識が多くの人々に浸透、定着している現代では、学校が単独で全ての校内問題に対する解決能力を持つことは不可能となっていることを挙げておかなければならない。スクールカウンセラーの存在そのものが、教育と臨床の連携の賜物である。そうしたことをよく理解し、スクールカウンセラーは児童生徒へのより好ましい援助のために、様々な社会資源と学校との連携の結節点となっていかなければならない。

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初等中等教育局児童生徒課