資料1 子どもの徳育に関する懇談会の設置について

平成20年8月7日
事務次官決定

1 趣旨

 人の生涯の中でも、とりわけ乳幼児期・青少年期は、その人の人格形成において重要な意味を持つ時期となる。人格の完成を目指す教育の営みは、知・徳・体の調和ある発達を目標とするが、人が人として育ち、人間性の涵養を図る上では、徳育、なかんずく子どもの徳育の果たす役割が重要となる。
 このような認識の下、子どもが健やかな心の発達を遂げ、我が国社会の形成者として健全な徳性を身につけることを社会総がかりで支援するため、平成20年2月18日付け事務次官決定(「子どもの発達と徳育に関する調査研究について」)に基づき、家庭・学校・地域社会における子どもの心の発達の支援と徳育の充実のための方策について、調査研究を行う必要がある。
 このため、学識経験者等による「子どもの徳育に関する懇談会」(以下、「懇談会」という。)を設置し、子どもの発達の視点を踏まえつつ、子どもの徳育に関する課題について検討を行う。

2 主な検討課題

  • (1)子どもの育ちをめぐる現状と発達課題について
  • (2)家庭・学校・地域社会における徳育について
  • (3)その他

3 構成等

  • (1)懇談会は、別紙の委員により構成する。
  • (2)文部科学省は、委員の中から、懇談会の座長を依頼する。
  • (3)懇談会は、必要に応じ、委員以外の関係者の出席を求めてその意見等を聴くことができる。

4 その他

 懇談会の庶務は、関係局課の協力を得て、初等中等教育局児童生徒課において処理する。

(別紙省略)

お問合せ先

初等中等教育局幼児教育課