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資料2

教員の処遇について

1.これまでの検討会議における主な意見

  •  教員の給与にメリハリをつけることは必要。一律の処遇は見直していかなければならない。
  •  教員が希望を持てるような制度にしていかなければならない。
  •  小、中、高校などの学校種や学年で勤務実態は違うので、その違いを踏まえていく必要がある。
  •  組織として問題解決に当たる体制構築に資する給与とすべき。

2.ヒアリングにおける教育関係団体からの意見の概要

(具体的なメリハリ付けの方法)

  • 個々の能力、実績に見合った処遇を行うとともに、職責、職務の困難度に見合ったメリハリある給与とすることが必要。
  • 時間外勤務が増えており教職調整額の支給率についても検討が必要。
  • 特殊勤務手当を充実すべき。
  • 残業時間に応じたメリハリ付けは時間外勤務手当を導入すべき。
  • 能力実績に応じた処遇であれば、キャリアの蓄積を踏まえた上位級昇給が必要。
  • 休職中や指導力不足で研修中の教員等は給与を減額する方向で検討すべき。

(メリハリ付けの課題)

  • 信頼に値する教員評価制度を確立することが重要。
  • 能力や実績の評価基準が曖昧な状態では、不信感を増長させ、教員のモチベーションを下げかねない。
  • 一般公務員と均衡を失するメリハリをつけるべきではない。
  • 時間外勤務の長短がそのまま職務負担を反映しているとは限らない。
  • 主幹教諭等の導入により処遇のメリハリは付いており、極端なメリハリを付ける必要性はない。

3.論点

  •  教員の給与について、学校の組織的な運営を進めていく中での教員の勤務の在り方に見合ったものとするという方向性及びそのための方策についてどう考えるか。
  •  教員の給与について、教員一人一人の能力実績に応じたものとすることや教員の専門性を反映したものとするという方向性及びそのための方策についてどう考えるか。