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資料6

「学校の組織運営の在り方を踏まえ教職調整額の見直し等」に関する意見発表資料

全国市町村教育委員会連合会

【ヒアリング事項】

(1)学校の組織運営について

  • 1 学校が組織として問題解決の当たる体制の構築のために、具体的にどのような条件整備等が必要と考えますか
    • 学教法改正による副校長・主幹教諭等の体制整備。
    • ICT環境の整備
    • 教員の定数増
  • 2 教員の子どもと向き合う時間を確保し、教育に専念できるようにするため、教員が現在行っている業務のうち、具体的にどのような業務については、外部の専門家や地域のボランティア、他の組織等に委ねることが出来ると考えますか。
    • 児童生徒の放課後、週休日活動を外部に委ねる
    • ICT環境の整備
    • 第三者による法律相談窓口の設置

(2)教員の勤務とその処遇について

  • 1 労働法制上、公立学校の教員についても他の労働者と同様に勤務時間管理を適正に行うことが求められております。時間外勤務を縮減するため、教員の勤務時間管理を適正に行うことについて、どのようなことが課題であると考えますか。
    • 【課題】
      • 時間外勤務の実態把握
      • 同 申告内容の判断
      • 教員の「残業」という概念
  • 2 教員の処遇について、一人ひとりの能力実績に応じたものとすることや、メリハリある給与体系を実現して頑張る教員の処遇の充実を図ることについてどう考えますか。
    • 教員の能力に応じた処遇については了とする。
    • 先ず主幹教諭の処遇から
    • 教員の業務を短期間で判断可能か?
  • 3 部活動について、教員の勤務時間を改善するために、どのような対応が必要であると考えますか。
    • 【対応】
      • 外部に移譲する方法
      • 新たな処遇方法の改善
  • 4 いわゆる持ち帰り業務については、適正な情報管理や教員の勤務負担の軽減という観点から、これを改善するために、どのような対応が必要であると考えますか。
    • 【対応】
      • 小学校における副担任制度(定数増)の創設
      • 養護教員や事務職員の複数配置

(3)教職調整額の見直し方策について

  • 1 教員の時間外勤務については、個々人によりその実態は大きな差があります。一律の処遇を見直し、長時間の時間外勤務には、それにふさわしい手当てを支払うべきとの意見がありますが、どのように考えますか。
    • 職務の特殊性
    • 超過勤務手当制度は教育現場になじまない
    • (給与条例・歯止め4項目)等の法の見直しも必要か?
  • 2 また、逆に全くあるいは殆ど時間外勤務をしていない人には、4パーセント支払うことは適当でないという意見もありますが、どのように考えますか。
    • 適正な時間外勤務の把握・判断
    • 教員業務の特殊性
  • 3 仮に、教職調整額を廃止し、時間外勤務手当てを導入する場合、具体的にどのような課題がありますか。また、その課題の解決のためには、どのような対応が考えられますか。
    • 時間外勤務手当の導入には慎重な検討が必要
    • 教職調整額の仕組みを残した見直し
    • 【課題】
      • 教員の勤務意識に大きな変化が生じる可能性
      • 時間外手当の制度化に対する抵抗感
      • 職務の明確化
      • 勤務時間の厳格な把握
      • 財源問題
    • 【対応】
      • 財源保障
      • 教員の職務の見直し
      • 超勤4項目の見直し
      • 教員の勤務時間の弾力化(変形労働時間制)労基法施行規則10時間が限度
      • 勤務時間内外の整理
  • 4 仮に、同様に時間外勤務手当てを導入する場合、どのよう準備が必要であり、また、どれぐらいの準備期間が必要であると考えますか。
    • 【準備】
      • 法整備(4項目)の検討。
      • 勤務評価基準・内容等の作成
      • 財源措置
    • 【準備期間】
      • 財源措置を含め法整備が完了できれば可能
  • 5 いわゆる超勤4項目(「公立の義務教育諸学校等の教職員を正規の勤務時間を超えて勤務させる場合等の基準を定める政令」第2号に掲げる業務)があることにより、学校の運営において支障となっている事例がありますか。また、仮に超勤4項目を拡大する場合、どのような項目を追加すべきと考えますか。
    • 特段の支障はない
    • 【追加すべき項目】
      • 「校長が時間外勤務を命じることが出来る」項目を追加すればよい。

(4)その他

  • 1 仮に、1年単位の変形労働時間制を導入する場合、具体的にどのような課題がありますか。また、その課題の解決のためには、どのような対応が必要であると考えますか。
    • 【課題】
      • 教員の職務を労基法の枠で捉えること
      • 特に小学校においては無理では…
      • 同制度の導入は教育活動や教員の勤務体制に無理
    • 【対応】
      • フレックスタイム制の導入に伴う教員定数の改善
      • 勤務の割り振り方法の改善
  • 2 その他、教員給与や勤務条件の見直しに関して、ご意見等がありましたら、お願いします。
    • 人確法に基づく処遇の拡大
    • 省令主任枠の拡大
    • 給与月額の改善