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資料1

幼稚園における学校評価の推進に関する調査研究協力者会議発表資料

委託先名:新潟県私立幼稚園協会

1.現状

1自己評価

  • 研究協力園5園中5園で実施している。

2学校関係者評価

  • 実施していない

3第3者評価

  • 実施していない

2.課題

1自己評価

 県内私立幼稚園の入園児数は、少子化に伴い平成6年度から年々減少しているが、各私立幼稚園は、幼児へのより良い教育活動(教育の質の向上)や学校運営の向上のため努力を続けている。その一助に学校評価は必要不可欠なものである。

2学校関係者評価

今回は研究の対象外

3第3者評価

今回は研究の対象外

3.研究内容

1共通事項における検討事項

  • 私立幼稚園の自己評価という観点から、「建学の精神」「私学の独自性」について十分斟酌しながらも、幼児の望ましい成長発達の醸成や、教職員の評価に対する、より良き組織体制づくりを前提とし、コンセンサス(共通理解)を図ることを共通の検討事項とする。

2自己評価における検討事項

〈自己評価の具体的内容について〉

  • 自己評価を行うに当たっては、学校の教育目標等を実現するために、重点的に取り組むことが必要な目標や計画の取組状況等を適切に評価できる項目等を各幼稚園の実情に応じて設定し、教育活動を実施することが重要であると考える。どのような目標や計画が私立幼稚園にとって重要なのか研究したい。

〈取り組み方の在り方について〉

  • 自己評価を行う上で、保護者等とのコミュニケーション・意思の疎通も有効と考える。園児の送迎の際や園の行事の際などを積極的に利用し、要望や意見の収集に努めるとともに、保護者等との懇談会を通じて、保護者の幼稚園教育に関する理解や意見、要望を把握したいと考える。どのように意見や要望を把握するかについて研究したい。
  • 自己評価は、園長のリーダーシップの下で、当該学校の全教職員が参加し、設定した目標や具体的計画等に照らして、その達成状況や達成に向けた取り組みの適切さが重要だと考える。どのような取り組みがより適切かについて研究したい。
  • 幼稚園が、教育活動その他の学校運営について、目標・実行・評価・改善というPDCAサイクルに基づき継続的に改善していくためには、どのような取り組みが適切か研究したい。
  • 園長をはじめ教職員の目指す理想、学校の置かれている実情、保護者等からの要望・意見を考慮し、重点的に取り組むことが必要な目標や計画を具体的かつ明確に定めるためには、どのようなことが必要か研究したい。

〈自己評価の結果の分析と考察の在り方〉

  • 評価結果を公表することによって、各学校の良さや課題を明らかにし、学校における教育の信頼性を高める意味からも保護者と連携協力の方法を探りたい。
  • 評価結果の報告書には、重点的に取り組むことが必要な学校評価の目標や計画、その達成状況及び取り組みの適切さ等の評価結果や分析に加え、それらを踏まえた今後の改善方法について、簡潔かつ明瞭に記述する必要性があると考えるが、どのような記述がより効果的か研究したい。

〈今後の課題の発見、改善と考察〉

  • 自己評価の結果及び今後の改善方法を、適宜具体的な取り組みの改善をはかることに活用するには、どのようにすれば良いか研究したい。

3学校関係者評価における検討事項

今回は研究の対象外

4第3者評価における検討事項

今回は研究の対象外

4.実施計画

9月 静岡市豊田幼稚園へ視察、第1回研究実行委員会(神長教授より指導助言)
10月 第2回研究実行委員会(各園の理念、目標、方法の提示)
11月 第3回研究実行委員会(各園の進捗状況、問題点の洗い出し、改善策の検討)
12月 第4回研究実行委員会(各園の研究内容について協議・検討等)
1月 第5回研究実行委員会(研究内容の検証、総括、まとめ、報告等)

5.研究協力機関

私立幼稚園5園