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資料1

幼稚園における学校評価の推進に関する調査研究協力者会議発表資料

委託先名:大和郡山市

1.現状

1自己評価

  • 平成16年度より市内公立幼稚園11園において随時実施している。保護者アンケートは幼稚園教育改善の参考意見として実施している。結果については、年度末に各幼稚園のホームページで公表している。

2学校関係者評価

  • 平成19年度に市内公立幼稚園11園において学校評議員制度を立ち上げ、教育活動の参観や意見交換・アンケート等を実施している。

3第3者評価

  • 実施していない。

2.課題

1自己評価

  • 学校評価システムの構築と推進の在り方
  • 評価項目の設定と精選
  • 保護者アンケートの実施の在り方と保護者の意見を評価に取り入れる方策

2学校関係者評価

  • 学校評議員や地域住民等へ取組の啓発、協力
  • 幼稚園教育の啓発や意見交換の実施方法

3第3者評価

  • 今年度検討中

3.研究内容

1共通事項における検討事項

  • 幼稚園経営の活性化を図り、信頼と魅力ある園づくりを推進するため、教育活動や園経営、情報発信・地域とのつながりにおいて、マネジメントサイクルの視点を取り入れた学校評価システムを確立する。
  • 市内公立幼稚園11園の教育力UPと教職員の評価に対する意識向上につなげる方法について検討する。

2自己評価における検討事項

  • 重点的に取り組むことが必要な目標や計画の取組状況等を適切に評価できる項目を設定し、目標の達成状況や達成に向けた取組の状況を把握する。その結果を踏まえ、これまで進めてきた教育活動や園運営、情報発信・地域とのつながりに関する取組が適切であるかどうかを評価し、今後の改善方策を明らかにしていく。・文部科学省が策定する、「幼稚園における学校評価ガイドライン」に基づき、園の状況や地域の実情に基づきながら共通評価項目や園独自の評価項目の内容について検討し、評価項目の設定と精選及び評価項目に応じこれらの指標について検討する。(別添2の検証)
    また、別添2の検証を受け、自己評価結果公表シートの改善等について検討する。(別添4の検証)
  • 自己評価の際に考慮する保護者や地域住民の意見を幅広く集める方法やアンケートを実施し、その意見の活用の仕方を検討する。
  • 自己評価の結果及びそれを踏まえた今後の改善策を園教育活動の様々な場やホームページ、園だより等を活用し、保護者や地域住民への公表の仕方を検討する。

3学校関係者評価における検討事項

  • 学校評議員に教育活動の参観や意見交換等を行うなど、園の状況や努力が理解されるような情報提供や幼稚園の公開を行い、園運営の改善に向けた取組が適切であるか検討する。
  • 園の状況について共通理解を深め、園運営の改善に向けた取組が適切であるかなど学校関係者評価の報告書のまとめ方、様式について検討する。・学校関係者評価の結果及び今後の改善策について、保護者や地域住民への公表の在り方について検討する。

4第3者評価における検討事項

  • 今回は検討中

4.実施計画

7月15日 研究を開始するにあたり運営委員会で方針を検討・共通理解
7月24日〜8月末頃 学校評価連絡委員会(各幼稚園代表1名で構成)開催
取組について共通理解、情報交換
評価項目、指標等について検討
アンケートの取り方と活用の仕方を検討
自己評価書及び学校関係者評価書作成と取り組み方の検討
9月頃〜 各幼稚園で具体的に研究に着手。
2月まで必要に応じ随時、学校評価連絡委員会を開催し検討
10月頃〜 行事アンケートを実施
各幼稚園の研究の進捗状況を報告し合い、必要事項についてその都度検討
10月末 運営委員会で進捗状況を報告及びその後の研究について意見交換
2月頃 運営委員会で研究の報告
研究成果のとりまとめ

5.研究協力機関

市内公立幼稚園11園(市内全ての公立幼稚園)