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資料3

幼稚園における学校評価の推進に関する調査研究協力者会議(第6回)概要(案)

1.日時

平成19年12月26日(月曜日)10時〜12時

2.場所

三菱ビル M1会議室

3.出席者

(1)委員(敬称略)

岩立、岡上、小田、木岡、小松、塩、奈須、無藤

(2)事務局

幼児教育課長、幼児教育企画官、教科調査官、幼児教育調査官、子育て支援指導官

4.概要

  • (1)委託事業中間報告
  • (2)意見交換

(1)委託事業中間報告

社団法人日本教育工学振興会

(2)意見交換

○学校評価全般

  • 学校評価は、教育活動やその他の学校運営の評価である。学校経営の評価が重要である。
  • 教育の質と組織の質を考える必要がある。そこを繋げるのが学校評価ではないのか。
  • 個々の教員は自分の授業の評価でも良い。そこを繋げることが大切である。
  • 学校関係者評価においては、検証は難しい。ボランティアに責任を負わせられない。
  • 評価者が慣れてくる、蓄積することによって、より良い評価ができるようになる。

○学校評価の充実方法

  • 評価のコーディネータを育成する研修が必要である。
  • 第三者評価のことを幼稚園で考えるときに、団体の果たす役割も大きなものである。
  • 園長の目標の設定について、教育内容・経営方針・職員関係の内容がある。そこがうまく説明できないか。
  • 園長、教職員などレベルによって目標は違うはずである。目標の連鎖を考えたい。
  • 学校要覧の内容や教育課程など、評価以前に公開すべき情報もある。公開して差し支えないものは、公開することを前提とすることが必要である。財務状況の情報公開も求めるべきである。

○ガイドラインの内容について

  • 学校評価の基本的な考え方を書く必要がある。
  • 基本的には、義務教育のガイドラインに沿ったものであるべきだ。
  • 学校評価により教育水準を保持する必要がある。
  • 幼稚園教育要領の振り返りが大切である。教育の質を重要課題として進める必要がある。
  • 評価を通して教育要領の基本的な考え方が伝達できるのではないか。幼児の主体的な活動、環境を通した教育ことを、項目に反映させる必要があるのではないか。
  • 幼稚園教育要領をベースにして、支援的評価を行っていくことが必要である。
  • 評価を行うことによって教育の質が問われることを気付かせることが大切である。
  • あまき細かくしすぎるのは良くない。例示のレベルを考える必要がある。
  • 補助資料も作成して、実践例を示す方法もあるのではないか。
  • 実際の評価の手順や進め方なども記載する必要がある。例えば、教員が自分はどうすればよいのかがわかる書き方をする必要がある。
  • 学校評価をやりたくなるような、ガイドラインを作成する必要がある。
  • 必ずやらなければならない項目を示す必要がある。そのため、項目を網羅的に出すこも意味があるのではないか。
  • どのように評価をするのか、評価のステップを決める必要がある。
  • 実施可能なガイドラインにする必要がある。
  • 各幼稚園が使えるガイドライン、小項目は作れる位のガイドラインが必要である。
  • 設置者との関係を明記する必要がある。
  • 学校関係者評価は、現実にできそうな範囲を示唆する必要がある。例えば、10項目あっても、全て評価させるのではなく、得意な分野の評価をしてもらうことならできるのではないか。