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参考資料2

小泉力一委員提出意見

授業場面に応じたICT活用モデルを検討する

   例えば、次のようないくつかの授業場面に応じたICT活用スタイルをもつ実践事例から抽出してモデルを作成する。

  教材提示型の活用
 
授業への集中と授業内容の理解促進
動画やアニメーションによる理解促進

生徒実習型の活用
 
調べ学習や作品制作における動機付け
知識定着の度合いの自己確認

繰り返し学習型の活用
 
マイペースの学習による知識定着
個に応じた学習の実現

オンラインでICTスキルを自己点検できるシステムを提供する

   「NIME Adapt」のようなオンラインで利用できるシステムを利用してICT活用指導力を自己チェックする手段を提供する。

アウトプットの普及方法を事前に検討する

   ICT活用指導力の基準作りで終わることなく、それをどのように普及すれば授業でICT活用が実践されるかを事前に検討する。

  授業におけるICT活用イメージがわかるガイドブックを提供する
 
授業におけるICT活用とは児童・生徒すべてがコンピュータを使うというイメージを持っている教員が少なくない。授業において、教員が少しの時間ICTを活用することで大きな効果が得られことを理解できるガイドブックのようなものを提供する。
小学校で成功している事例を分析して、中学校や高校のどんな教科でも応用できる事例を紹介する。

基準作りについて
 
  ハードルの高い基準にならないように留意する。
操作スキルに偏った基準にならないように留意し、教授方法という観点から基準を作ることも検討する。
校種や教科を超えた共通基準とは別に、校種や教科に依存した基準を提供する必要がないか検討する。

授業でのICT活用を阻害している要因を分析する
 
  今回の委員会のミッションではないかもしれなが、授業でICT活用が進まない原因(教員の意識、インフラの不整備、教材不足等)について検討することも必要。


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