教育用ICT活用能力認定試験概要財団法人科学技術教育協会 1.教育用ICT活用能力認定試験の趣旨と目的 情報化のうねりが、社会の隅々に着実に浸透してきています。国策としてのICT活用人材育成が図られ、世界的に大競争時代に入りました。教育界おいてもその期待は多大であります。次期学習指導要領改定の動きも活発化してきました。既に、学校教育においても、「情報教育」、「IT利活用教育」、「教育の情報化」といった政策が展開しております。授業でインターネットを活用しているという話もすでに珍しくありません。しかしながら、本当にITは教室で有意義に利用されているのでしょうか。先生は、ITの本質を理解し効果的な授業や学級、学校運営を展開しているのでしょうか。情報教育からみた児童・生徒への学習指導力や評価力は適切でしょうか。学校の雰囲気や先生の好みよって、かなり不均一な状況にあるのではないでしょうか。仮に利用されているとしても、コンピュータや各種ソフトウェアの使い方(操作方法)の指導で手いっぱいというのが現実ではないでしょうか。これまで先生向けの様々な研修が行われていますが、先生自身がどの程度の情報リテラシーを身に付けているかの自覚はあるのでしょうか。その自覚は適切でしょうか。このような気持ちから、好評を得ている自己研鑚指向の先生向け「教育用IT活用能力の認定試験」を今回、改定いたしました。コンピテンシー・モデルと呼ぶ内容の充実を図りました。それに対応した確かなICT活用能力目標を再構成しました。
|
Copyright (C) Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology