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アメリカ・カリフォルニア州のSTAR Programについて

1. 調査の意義・目的
 
 児童生徒の各学年における学力の達成状況を把握することで、
保護者へ児童生徒の学力の達成状況の情報を提供する
保護者と教員の教育指導の改善充実や児童生徒の学習改善に資する
学区や学校の教育活動の検証に資する
国や州における教育行政の結果の検証に資する
 CSTsの英語と数学の結果は、NCLB(No Child Left Behind Act(2001年))に基づく支援の決定に使われる

2. 調査の内容・方法
  The California Standarized Testing and Reporting ProgramSTAR Program
California Standards Tests(CSTs)
・カリフォルニア州の設定する学力基準への児童生徒の達成度を評価する調査
California Achievement Tests, Sixth Edition Survey(CAT/6 Survey
・児童生徒の基礎的な知識・技能の到達度を評価する調査

その他、障害のある児童生徒や母国語がスペイン語の児童生徒を対象とした調査が別途行われている。

1 調査規模
 ・公立学校の全児童生徒対象。(私立学校は希望制)
学年(年齢) CSTs CAT/6 Survey
第2学年
(7〜8歳)
英語 数学            
第3学年
(8〜9歳)
英語 数学     読み 言語 スペリング 数学
第4学年
(9〜10歳)
英語
(記述式含む)
数学            
第5学年
(10〜11歳)
英語 数学 科学          
第6学年
(11〜12歳)
英語 数学            
第7学年
(12〜13歳)
英語
(記述式含む)
数学     読み 言語 スペリング 数学
第8学年
(13〜14歳)
英語 数学
注1
  社会        
第9学年
(14〜15歳)
英語 数学
注1
科学
注1注2
         
第10学年
(15〜16歳)
英語 数学
注1注2
科学
注1注2
社会        
第11学年
(16〜17歳)
英語 数学
注1注2
科学
注1注2
社会        
注1: カリキュラム選択によって、科目(代数学/幾何学など、生物学/化学など)が異なる
注2: カリキュラム選択をしている生徒のみ対象

2 調査方法
州が全体を管理
州からの委託を受け、民間企業(ETS)が問題作成、実施、採点(採点官は大学卒以上)、集計を行っている

3 結果の公表
学校レベルでの公表
属性別(性別、障害の有無、民族性、経済力、両親の学歴など)での公表
到達レベルに達した児童生徒の割合(教科ごと)
標準化得点(教科ごと)

公表時の配慮:児童生徒数が10人以下のデータは公表されない
問題は非公表。(ただし、CSTsについては、毎年全問題の25パーセントが公表される)

4 結果の返却
民間機関が採点を行う
調査結果は、保護者と学校に返却される
調査結果は、担任による評価の参考とされる


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