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本調査では、児童生徒のITを活用した学習の多少に応じた学力向上を調査しているが、ITを活用しない学習をした児童生徒とITを活用した学習をした児童生徒との比較はあるのか。 |
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その比較はないが、教師の主観的な評価では児童生徒のやる気の喚起に効果があるとの結果が出ている。ITを活用する方が高い学習効果が得られる可能性はある。 |
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「学力」という文言を用いているが、「子どもが本当に必要な学力」が根づいたといえるのか。「学力」についての4つの観点があるが、伝統的な分野は別として、それ以外の分野については評価したのか。 |
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テスト結果として効果があったことを示したもの。分野という視点では評価していない。 |
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子どもの学力の「向上」に加え、「定着」したかどうかは調査したか。 |
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「定着」までは評価していない。ただ、今までは、このような評価もなかった。 |
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CAIが盛んなころ、様々な教材をつくり、その効果について調査が行われ、一定の成果は出ている。問題は、コストに見合った効果が得られるかどうか。整った設備でそれなりの教員が指導をした結果と、そうでない環境下で行われた指導の結果とでは違うはず。 |
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ポケット2のインターフェース部分での他のコンテンツとの相違如何。また、調査した児童生徒の人数如何。 |
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児童生徒数は、小学4,5年の計6クラスで200人程度。コンテンツの特徴は、インターネットと繋がり、学習履歴が把握できる点、教員が教材を作ると自動的にサーバーに組み込まれるといった点等が特徴と認識。 |
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かつて、CAIが盛んな頃に行った調査では、ドリル&プラクティスで指導効果が得られたというもの。 |